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『そう。電車ん中で高校生の時以来 久々にAの姿を見かけたんだ
俺が乗った車両に Aが偶然乗り込んで来た。降りる駅も一緒だって事が分かってさ、そのうちキラリの前を通るAを見かけるようにもなった。
Aが就職したショップがうちの店に近いって事を雅紀から聞いて知ったんだ。』
「……嘘、、すごい偶然、」
『偶然ついでに。
雅紀の店でも俺たち何度かニアミスしてるんだ、、、知らないだろ？』
「……知らない、」
『Aが店に入ってく姿を何度も見た事があるし、俺が行ったらほんの少しの差でAが帰ってった、って事もある。』
「……」
『1番驚いたのは Aが初めてうちの店に来た、その日のうちに今度は雅紀の店で会った。
偶然過ぎてさ、なんか運命というか勝手にそんな事を思ったよ。』
「え、いや。私もその日はこんな だだっ広い世の中で１日に2度も会うなんて不思議だなぁって思ったよ？
だけど翔さんは “長く生きてりゃこれくらいの偶然、時にはあるよ”って笑い飛ばしてた、」
『あぁ、それな。
…それは自分へ言い聞かせたというか、、、
だって悲し過ぎるだろ？自分の好きな女が他の男と一緒になろうか、って時に偶然再会したんだよ？嬉しくもなんともないだろ？
ただ黙って何でもありません、って顔してAに接しなきゃいけなかった。
俺ってついてない、天変地異でも起きてくれないかなって思ってたよ、』
「…そうだったんだ、、」
『そしたらさ、Aには悪いけど 彼の欠点見つけちゃって。俺に運が回ってきた！って思ったら インチキ占い師が独りでに暴走してさ(笑)その暴走車に上手くAが乗っかってくれた、って訳。』
「…暴走車ねぇ、、、。
だけど 私がそのインチキ占い師のアドバイスを聞かず、暴走車に乗らなかったら 一体どうしてたの？」
『乗らなかったら？ んなもん、どのみち無理矢理にでも引き離すように仕向けてたよ、』
「それでも私が言う事聞かなかったとしたら？」
『そん時はどうにかしてでも強引に奪ってたかな(笑)
当たり前だろ？まともな男ならともかく、ふらついた不真面目野郎にAの一生、託せられるかってんだ！』
「…翔さん、、、」
『はぁー。
思えば随分と遠回りしたなぁー、』
「遠回りって、、その間ずっと私一途って訳じゃなかったんでしょ？そんなのありえないもんね、」
『そこはね。さすがにそれはごめん、だけど、、、』
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和妃(プロフ) - natumi_arashi♪さん» natumi_arashiさん、嬉しいコメントありがとうございます！書き終えて ホッと一息ついていると同時に どこかポッカリと穴が開いたような気分になっております（笑）気を取り直したら もうひとつの方のお話をUPしようと思ってます。そちらも覗いてみてやって下さい、、、 (2017年7月21日 23時) (
レス) id: 485289ceb3 (このIDを非表示/違反報告)
natumi_arashi♪(プロフ) - 巡りあわせ とーってもキュンキュンしながら、読ませて頂きました！小説として更新楽しみに過ごしてましたし、読んでる時は幸せでした！ドSな翔さんや、優しい翔さんなど書いていただいてありがとうございました。また他の小説でも読ませて頂きます！ (2017年7月21日 22時) (レス) id: 791a53a951 (このIDを非表示/違反報告)
和妃(プロフ) - ぐちこさん» ぐちこさん！最後までお付き合いありがとうございます！完全純潔な想い、とまではいきませんでしたがなかなかの真面目一本な翔さんが描けたかな、と思っております（笑）リアルな方に戻りますが、よければそちらも見守って頂けたら嬉しいです☆ (2017年7月21日 6時) (レス) id: 485289ceb3 (このIDを非表示/違反報告)
和妃(プロフ) - みかぽさん» みかぽさん、ありがとうございます！みかぽさんにとって最高の結末になったようでよかったです^ ^ このお話は終わってしまいましたが また別の場所でもお付き合い頂けたら幸いです(^ ^) (2017年7月21日 6時) (レス) id: 485289ceb3 (このIDを非表示/違反報告)
ぐちこ(プロフ) - 完結、お疲れ様でした♪とってもドキドキさせてもらいました(*´艸`*)一途な翔さんに想われた主人公ちゃん♪きっとこの上ない幸せですね♪素敵な完結、ありがとうございました(*^^*) (2017年7月20日 23時) (レス) id: 85c8073b6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和妃
| 作成日時：2017年6月25日 15時
