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そんな会話を上司としながら、
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でも今はこのクリエイターがすごいだの、この企画の発想は天才的だの、
気付いた時には自信のクリエイター持論で20分の時間を費やしていた。
「すみません、少し喋りすぎてしまいました…」
「うん、うん。全然大丈夫。…やっぱり、Aさんにして正解だね。」
「すみません、少し喋りすぎてしまいました…」
「うん、うん。全然大丈夫。…やっぱり、Aさんにして正解だね。」
「―――え？」
私にして正解、といった一言が聞こえて顔を上げると、そこにはにっこり―――
でも何かを企んでいるような表情の上司と目が合った。
「単刀直入に言うね。来月からこの部門で、
私にして正解、といった一言が聞こえて顔を上げると、そこにはにっこり―――
でも何かを企んでいるような表情の上司と目が合った。
「単刀直入に言うね。来月からこの部門で、
YouTuberのマネジメント事業に参入することが決まったんだ。」
「え…YouTuber…ですか？」
「そう。でも僕たちが目指しているのは、
「え…YouTuber…ですか？」
「そう。でも僕たちが目指しているのは、
いわゆるクリエイターを何人も抱えて巨大化させることではない。
企画内容や編集能力に長けているクリエイターに目を向け、
企画内容や編集能力に長けているクリエイターに目を向け、
より質の高い作品のマーケットを拡大させていくことなんだ。」
「はあ…」
「ここまで言っても気付かないかな？」
「え？」
「はあ…」
「ここまで言っても気付かないかな？」
「え？」
上司がさらにその笑みを深め、
私に核心的な回答を求めるようなニュアンスで問いかけてくる。
「Aさんがさっき熱弁していたグループ、うちでマネジメントしようと思うんだ。
「え…それって、だいにぐるーぷのことですか？」
「そう。実はね、マネジメントの話はほぼ確定のところまで言っているんだけど、
まだ肝心の担当が決まっていない。
「え…それって、だいにぐるーぷのことですか？」
「そう。実はね、マネジメントの話はほぼ確定のところまで言っているんだけど、
まだ肝心の担当が決まっていない。
…そこで、だ。Aさん、彼らのマネージャーを担当してみる気、ないかな？」
今の会社に入社して3年目、それは唐突な発令だった。
今の会社に入社して3年目、それは唐突な発令だった。
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左右 - 凄く読みやすく、話の展開が面白いです！更新たのしみに待っています。^_^ (1月4日 0時) (
レス) id: 19deca591e (このIDを非表示/違反報告)
zx2to5(プロフ) - とても読みやすくて面白い作品ですね！大変かと思いますが更新心待ちにしております。 (2020年10月22日 22時) (レス) id: 6bc55a23b1 (このIDを非表示/違反報告)
つばめ(プロフ) - 日和さん» 日和さま、ありがとうございます！更新頻度遅めですが、結末迎えられるように気長に頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 (2020年10月11日 2時) (レス) id: 02f4987028 (このIDを非表示/違反報告)
つばめ(プロフ) - まぐろさん» 返信が大変遅くなってすみません…。ありがとうございます！励みになります(涙)更新頻度かなり遅いですが、気長に続けていこうと思っていますので、末永く見守ってくださいませ。 (2020年10月11日 2時) (レス) id: 02f4987028 (このIDを非表示/違反報告)
まぐろ - だいにの小説の中で一番面白いです！更新これからもよろしくお願いします (2020年1月26日 23時) (レス) id: 0e8d144820 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つばめ | 作成日時：2020年1月1日 0時
