第一話 ページ2
〜花蓮視点〜
痛い、全身が痛くて動けない。目に写るのは見知らぬ人影と私の大切な妹、倒れている花蘭がいる。このままだと助けられない···!
お願い···
花蓮『誰か···助けて···!』
〜リクオ視点〜
リク「ただいま〜」
氷麗「ただいま帰りました!」
青田「おう」
疲れたな。何しろ清継くんの妖怪の話が長くて、それに妖怪の『桜姫』が現れる夜桜湖に行こうなんて。遠いところでもお構い無しだなー。
首無「あ、おかえりなさい!」
鴉天「リクオ様、今日はやけに遅かったで
はありませんかもう夜になりますぞ‼」
リク「あ、あはは(苦笑)」
黒田「まぁ、帰ってきたからよいではかい
か。」
鴉天「···そうだな。若、早くお入り下さ
い!」
ゴオオォォォォォォォ···
鴉天「うわ!!」
氷麗「何ですか!?この風···」
『助けて···』
リク「!···行かなくちゃ‼」
誰だろう、この声。かすかな妖気から···苦しそう、助けないと!
氷麗「リ、リクオ様?!」
青田「追いかけるぞ‼」
〜路地裏〜
リク「はぁ、はぁ、ここだ」
少し遠いな···?!刀をむけてる、刺すつもりだ。危ない‼
〜花蘭視点〜
やめて、お願い···!
??「これで終わりだなぁ!!」
リク「おい、なにやってんだよ。」
↑夜リクオです。
誰だろう、意識が遠くなってくる。お姉ちゃんが呼んでくれたのかな。苦しいのに···ありがとう···。
〜花蓮視点〜
誰かの声が聞こえる。なんだろう。
リク「お前、どこの組のやつだ。」
??「!!···チッ」
リク「お、おい」
助けてくれたんだ。良かった。
花蓮「ありがとう···」
ここで私の意識はプツリと途切れた。
〜リクオ視点〜
リク「おい、大丈夫か!?」
深い切り傷ばかりだな、痣もたくさんあるな。でも何でこんなことに···
氷麗「リクオ様〜···?!どうしたんですか?!」
青田「この子たち怪我だらけじゃないっスか」
リク「どこかの組の妖怪がおそっていたんだ。
早く手当てしてやんねぇと···」
首無「わ、分かりました!とりあえず運びましょ
う」
鴉天「私は鴆様を屋敷に呼んでまいります‼」
リク「ああ」
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蘭 - ガンバ!! (2017年8月26日 17時) (レス) id: c933362767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白猫 | 作成日時:2017年6月24日 11時