山下の恋人女優だってよ

七夕　その2 ページ27

山下「美良と、初めて共演した時に
　 大人っぽくて綺麗な人だなって思った
　 でも話してみたら思ったよりも喜怒哀楽が激しくて
　 常に色んな所を良い雰囲気にしてくれて
　 名前の通り凄い良い人だった」

山下「それから、コードブルーで再共演して一緒に居る時間がまた長くなって
　 いつの間にか傍で美良の笑顔を見ていたいって思うようになった」

山下「好きです、俺と付き合って下さい」

夢みたい、と子供は言う

それなら私もまだ子供はかな？ だってホントに夢みたいだから

でもこれは夢じゃない

『、、、、、、わっ、私も好きです、私で良ければお願いします』

山下「えっ、嘘？ホントに？」

『ホントだよ』

山下「、、、俺でいいの？」

『智くんじゃなきゃダメな気がする』

山下「マジでありがとう、ホントに嬉しい」

そう言って、智くんは私を抱きしめた

『私も、夢みたいだと思った、それくらい嬉しかった』

山下「夢じゃないよ、俺を好きになってくれてありがとう」

『いえいえ、それより私を好きになってくれてありがとう』

山下「しばらくしてからでいいからさ
　 ジャニーさんと美良の事務所の社長とかに挨拶に
　 行こう 俺、まずはジャニーさんとか美良の事務所の社長に
　 認めてもらいたいから」

『うん、わかった』

山下「今日から恋人同士ですか〜」

『まだ、全然慣れない』

山下「そりゃあ、さっき告白したばっかだもん」

『そうだね。あぁ〜ヤバい幸せ過ぎる！』

山下「俺も」

『あのね、私もいつの間にか好きになってたんだよ』

山下「お揃いじゃん」

『うん、お揃いだった』

山下「てか、俺、フラれると思って仲良い友達とか
　 お兄ちゃんとかって思われてると思ってた」

『私も妹とかって思われてると思ってた』

山下「あのさ、これから、よろしく」

『こちらこそ、よろしくね。』




7月7日、七夕 今日

同業者で、ジャニーズの山下智久と付き合い始めました

いつの間にか、智くんの笑顔を傍で見たいと思った

これからは恋人同士としてよろしくね






この日、運命の歯車が大きく回り始めた

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