山下の恋人女優だってよ

約束　 ページ23

もう5月になって、6月には写真集のグアム撮影と京都での

撮影がある、そのせいか、最近はバラエティ番組の収録か

ナサケの女の撮影に居るかのどちらかになっていた

そんなときバラエティ番組の収録の機械が壊れたので一度楽屋に

戻って下さいと言われ戻ってきた

メグさん「なんか、少し前に電話かかってきてましたよ」

『わかった、ちょっと見てみる』

ビックリした、でも嬉しかった

『メグさん、ごめん今から電話するからちょっといい？』

メグさん「はい、でもあまり大きな声で電話しないでくださいよ」

『うん、ありがとう！』

早く出ないかなと少し緊張しながら電話をかける

何度も電話をしたことがあるのに

『もしもし？』

山下「もしもし」

『智くん？』

山下「うん」

『ごめんね、電話出れなくて』

山下「大丈夫、それよりちょっと聞きたいことあるんだけど？」

『うん、何？』

山下「今度の七夕って空いてる？」

『ちょっと待って』
　
　ｶﾞｻｺﾞｿｶﾞｻｺﾞｿｶﾞｻｺﾞｿ

『えっと、午後からなら空いてる』

山下「じゃあちょっと一緒に行きたい場所あるから、一緒に行かない？」

『いいよ！で、どこ行くの？』

山下「それは着いてからのお楽しみ♪
　 美良の家にいたら迎えに行くから」

『わかった、楽しみにしてる』

山下「じゃあ」

『バイバイ』

そう言って電話を切る

ガチャン

『メグさんごめんね』

メグさん「大丈夫ですけど、もう少し小さい声で、内容筒抜けになりますよ！」

『はーい』

今の私には何を言っても上の空だろう

まだ、1カ月以上あるでも七夕が楽しみで仕方ない！







　

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