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＊
私は、私のだす言葉が大嫌いだ。
人は無意識に言葉をナイスにして人を傷つける。
何度も何度も刺しては、それに快感を覚え
止めることを知らない
そんな人間も、大嫌いだ。
＊ ＊
「今日、転校生来るらしいよ」
「しかも男の子！」
「かっこいいといいなぁ……」
「お前の"かっこいい"はブスのことでしょ？」
「うっわ、まさかのB専？ないわぁ」
今日もそんなドロドロとした会話が耳に入る。
よく平気に言葉を紡げるんだな、と横目で見ながら
大音量である歌い手の"歌ってみた"を聞く。
それは周りの雑音を消してくれる材料で
私の耳を癒す幸せのひとときで
誰にも邪魔されず聞けるこの瞬間が
このなんの意味も見いだせない人生の中で
一番の楽しみだったりする。
「てかお前、今日顔キモくね？」
「メイク崩れてるよ？直してきたら？」
「一重の人って負け組だよねぇ」
「それな。早く整形して少しはマシになれよってね」
「っ、はは、ウケる」
よくみんな平気な顔して生きていられるな。
私だったら耐えきらなくて死ぬかもしれない。
……"弱肉強食"
学校は学ぶ場所だとか、社会の疑似体験とかいうけど
そんな甘ったれなものじゃない。
強いものが上に立ち
弱いものが下に落ちて、命令を絶対に受け入れる。
そうやって成り立つ学校というものに
学びや友達、仲間などやってる暇はさらさら無い。
本当に、くだらない。
そんなことを思いながらホームルームが始まり
しぶしぶイヤホンを片方外しながら
どこまでも青い空を見上げ、ぼうっと眺める。
「では、ここで転校生を……」
あ、今サビに入った。
私の一番好きな曲、好きなテンポ、完璧な音程
やっぱりこの歌い手さん、神だな……
そんなことを思いながらふと前を見ると
「今日からこのクラスに入ります。桐山照史です。
突然ですが、歌います！！」
イヤホンから流れる歌と
今、目の前で少し太った男の子が歌う歌
そして、声。
ピッタリ重なっていることに気づいた私は
ただ呆然と、圧倒的な歌唱力に魅了されていた。
＊何これ、書きにくい。多分書かなかった理由はそれ。＊
続く (更新停止中)
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ぽてとふらい。(プロフ) - 粋さん» またコメントありがとうございます！はい！話を凝りに凝りまくって面白く楽しく書けるよう、受験頑張ってきますね！笑 (2020年12月23日 16時) (
レス) id: 9d94f1b87d (このIDを非表示/違反報告)
粋(プロフ) - お久しぶりです（いまだに読み返してます笑）殺し屋さんのお話楽しみにしてますね！笑 受験、うまくいきますように！祈ってます！頑張ってください、！ (2020年12月22日 1時) (レス) id: 962e1b28b4 (このIDを非表示/違反報告)
ぽてとふらい。(プロフ) - 粋さん» ありがとうございます…！実は私も密かに気に入っていて、書きやすいのが殺し屋の話だったので、少し遠い話にはなりますが来年の春あたりに本格的に書いて出そうかなとは思っています…！( 没ネタ集という名の未公開案集なので…笑 ) (2020年10月1日 23時) (レス) id: 9d94f1b87d (このIDを非表示/違反報告)
粋(プロフ) - 殺し屋さんのお話最高です！癖ドストライクでした！没ネタ集なので、続きはないかと思いますが、いつの日かまた書いていただけたら嬉しいです。お気に入りして待っときます。頑張ってください！ (2020年9月22日 4時) (レス) id: 962e1b28b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽてとふらい。
| 作成日時：2020年8月14日 16時
