20.ご機嫌な流星 k. side ページ20
＊
「ただいま」
「おう、おかえり流星！……急いで出ていってどうしたん？瀬良ちゃんになにか用だったん？」
Aが休憩室を出て行ってすぐ、流星が焦るように部屋を出ていった。
そこまで気にしてはなかったけど、帰ってきた流星に、のんちゃんが、そんな質問をしたから思わず耳を傾けてしまう。
流星はニコニコと妙に上機嫌で、"え？何でもないで"と、さっき座ってた場所へと戻った。
「なんか、めっちゃニコニコやんりゅーせい！」
「ええ？何もないって、いつも通りやん」
「どこが？さっき眠かったのか、目死んでたで」
「今はなんというか……生きたよな、目が」
「そ！それ！」
照史とのんちゃんが流星をからかうのを、流星はまだニコニコと嬉しそう。
……やっぱAと、何かあったんやろうか。
流星がここまで機嫌よくなるのもそうそうないし、携帯ばっか見てるくせに、今は話に参加してるし。
「……しげ？」
最近一緒の仕事がなかったせいか、今まで以上に俺にくっつくしげに、声をかける。
しげは嬉しそうに"なになに！"と目を輝かせて返事をすると、さらにぎゅーっと俺を抱きしめた。
『うう、苦しっ……そろそろ離れてくれへん？暑いわ』
「ええ……久々に会えたんやから、ええやろ？」
『どうせ撮影の時ペアは俺としげやろ、その時に構ったるから、今は流星と話させて』
「神ちゃんのけーち、絶対後で構ってや？」
『ん、絶対』
1回しゅん、っと落ち込みながらも、すぐに立ち直って"淳太〜！"っと�陲舛磴鵑範辰構濛世縫織奪�ル。
相変わらずやなぁ、と遠目に見ながら、ソファに座る流星の後ろに回った。
とんとん、っと肩を2回叩く。
流星は、話すのを一旦止め、"ん〜？"と振り向いた。
『なぁ、流星、聞きたいんやけどさ……』
「ん、ふふ、なに？」
『Aと、何話してたん？』
さっきまでは気にもしなかったこと。
1回考えてしまうと、グルグル頭の中がそれで埋め尽くされる。
Aは、俺の嫁やから……知ることも、大事やと思う。
いくら"条件付き結婚"と言っておいても、メンバーとの関係ぐらい……知っておきたい。
……無意識に嫉妬とか、嫌やし。
「……神ちゃんには関係ないこと」
『でも、一応俺のマネージャーやし知っておきたいことも……』
「そんなの理由にならへんよ、それに、俺と瀬良さんだけの話やから」
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ぽてとふらい。(プロフ) - しげつぐ。さん» ありがとう！！うーん、私もそんな感じ 笑 仲いい子以外は苦手だし…笑 まぁ人それぞれだから、大丈夫。 (2019年6月29日 23時) (
レス) id: 9d94f1b87d (このIDを非表示/違反報告)
流智LOVE - ありがとうございます。自分の言葉で助けてみようと思います！ぽてとふらい。さん本当にありがとうございます！ (2019年6月29日 15時) (レス) id: db4b56f1e4 (このIDを非表示/違反報告)
しげつぐ。 - ただの人見知りかもしれんけど笑でも、中学まだ行ったことないから気持ちが分からんけど、、、更新お疲れ様！新作も楽しみにしとるよ！ (2019年6月28日 15時) (レス) id: de4b714db2 (このIDを非表示/違反報告)
しげつぐ。 - 完結おめでとう！！最後のあとがきやっぱいい言葉やなって思った。本間に。陰キャやけど、ちょっと他の人と違うと思う。確かにめっちゃ喋らんし、静かやけどそれなりに友達おるし、それなりに話かけられるけど、自分から話しかけたりせえへんから。続き↑ (2019年6月28日 15時) (レス) id: de4b714db2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽてとふらい。(プロフ) - れんさん» コメントありがとうございます！応援もありがとうございます！！まだまだ私らしい言葉を届けられるよう、頑張りますね！ (2019年6月27日 23時) (レス) id: 9d94f1b87d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽてとふらい。
| 作成日時：2019年5月13日 22時
