スノのえぇ声代表② (ページ35)

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2月16日。
本日は、皆さんご存知めめの誕生日。

めめ迎え来ました

なつありがとう😊
下いくね〜

めめ待ってます

地味に緊張してるわ
ふぅ…。

〜

エレベーターから降り、駐車場へ。

榎木「ぁ、めめ」

目黒「那津くん。おはよう」

榎木「おはよう」

今日もかっこいいですな。
今日は誕生日だし、色々許してあげますわよ

目黒「ほんとに今日はありがとうございます」

榎木「今日は好きにしな？」

目黒「まじ？」

榎木「うん。僕で楽しんでください」

こんな時に限って、変なことなんてしないよな

目黒「やった…！最初俺、那津くんとプラネタリウム行きたいです。那津くんから星の事聞いてみたいし」

榎木「めめ星詳しくない？」

星のこと知ってるよね？
しかもプラネタリウムだし
確かに天文宇宙検定とか持ってるけど

目黒「那津くんから教わりたいんです」

榎木「そうなの？分かった」

〜

榎木「ぇ」

目黒「口あんぐりw」

ここって、We'll go togetherで行ってたとこ

目黒「…ここ」

榎木「えぇ〜。ほんとに？」

目黒「そう！」

居心地がいいなぁ。

榎木「めめ」

目黒「ん？」

手を差し出してみる。

榎木「ん」

目黒「え！？」

えぇ〜？
すぐ繋いでくれると思ったんだけど…
恥ずいやつやん！

榎木「繋がないの？」

目黒「繋ぎます！！」

榎木「いひひ」

あったか…
もしかして、井田くん？？

〜

目黒「…かみのけ座ってなんでできたの？」

榎木「かみのけ座はね、プトレマイオス3世っていう人が姉妹を殺されたことでセレウコス朝シリアってとこを攻めるの。ベレニケっていう人が夫が無事に戻ってきたら、とても美しい自分の髪をアプロディーテーに捧げるって誓ったの」

敢えて結末は言わずにしてみた。

目黒「…その後はどうなったんすか？」

榎木「星座になってるんだよ？」

目黒「夫は戻ってきたんですね」

勿論。教えてあげましょう

榎木「夫は戻ってきて、髪を捧げた。けど、翌朝には髪が無くなっていた。王と王妃は怒ったけど、コノンという天文学者が髪があまりにも美しいから星座になったんだって言ったの」

目黒「それから、星座に？」

榎木「そ」

〜

目黒「次は、こっち」

お腹空いたぁ！
めーめ！ご飯行こ！！

榎木「ご飯食べたい」

目黒「知ってますよw」

知られてたww

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