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その後、私は一人、砂浜に座って海を見つめた。




何を考えるでもなく、ただただ、ここにいた。




「ぁ、...」


朝日が登ってくるのが見えた。






時刻が6時になろうとしてる頃、私はゆっくりと帰路についた。


昨日の夜の出来事があってから、心做しか気分はスッキリしていた。



家に着くと、既に起きていたあさちゃんに心配をかけていたみたいで、軽く怒られた。

「ごめんなさい」


朝「.....A」

「ん?どうしたの?」

朝「なんか....」

「なんか.....?」

朝「昔の、Aみたい.....」

「、え?」

朝「なんか.....スッキリしてる、?」



ーA



脳裏に焼きついている、昨日の母の姿。


「そう、かな?」


朝「....うん」


なになに、何かあったの?とニコニコしながら聞いてくるあさちゃん。


「....ないしょ」









その日の夕方、三上先生は息を引き取った。


柚「三上先生ね、ご遺族の方がいないから、無縁仏に入れてほしいって。」

「...そっか」




柚「旦那さんとお子さんに会えるね、先生」

柚希はそっと、先生の手を握った。


先生の顔は、とても穏やかだった。







もう時間も遅かったし、その日は一旦帰ることになった。



「ねえ、柚希」

柚「ん?」

「連れてってほしいところがあるの」





もう明日には帰らないといけないから、


最後にどうしても行きたかった。





母の病院があった場所にやってきた。

海に1番近かった病院。

当然津波の被害にあったその病院は、今はもう土台しか残されていなかった。





恐らくここが母が最後に生きた場所。


そっと手を合わせ、目を閉じた。


隣で柚希も同じく手を合わせていた。





車に戻るまで、会話はなかった。

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sakk(プロフ) - にこさん» 森本刑事の奮闘日記絶対かわいいだろうなぁ(他人事)いくつかシチュエーションは浮かぶんですけど、なかなかしっくり来るものがなくて、、でもいつかは絶対書きたい、、!!! (2021年5月16日 11時) (レス) id: 9d37f89f8e (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - ほんとに琢磨が付き合うまでの奮闘日記が読みたいです笑 (2021年5月15日 14時) (レス) id: fb0a62bca5 (このIDを非表示/違反報告)
sakk(プロフ) - yycyttreさん» 遅くなってしまい本当にごめんなさい(泣)前後のストーリーももっと充実させたいけどとりあえずドラマの最終回を書きたい、!そんな思いから先走って予告を公開してみました笑 (2021年5月15日 1時) (レス) id: 9d37f89f8e (このIDを非表示/違反報告)
yycyttre(プロフ) - 久々の更新で上がったのに、めちゃくちゃ内容気になるじゃないですか!! (2021年5月14日 21時) (レス) id: e5d647a456 (このIDを非表示/違反報告)
sakk(プロフ) - 名無しの権平丸吉之助闐々輪丸さん» ありがとうございます!すごく嬉しいです!!最終回のお話ですよねもちろん書きますよ〜!今ちょうど下書き書いているところでした笑 楽しみにしててください! (2021年3月31日 23時) (レス) id: 9d37f89f8e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りふぁ | 作成日時:2021年1月26日 1時

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