スノプリコンビ再来？？

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2人で手を繋ぎ、お互いの自己紹介をしながらゆっくり公園の中を歩き回った。

女の子の名前は、つぐみちゃん。
ママはお医者さんで、パパは警察官。

今日はおじいちゃんと2人でこの公園にお花を見に来たそうだ。


「じいじ見つかんないね〜」

つ「じいじ〜！」


ニコニコしてるつぐみちゃんが可愛くて、さっきまでの暗い気持ちもどこかに飛んでいった。

これから琢磨に会うのに、暗い表情してたらまた心配させちゃう。

公園内を見渡していたら、少し遠くの方でキョロキョロしながら小走りで走っている男性がいた。
ちょうどつぐみちゃんのおじいさんくらいの年齢に見えるし、あの人かな、


「つぐみちゃん、あの人じいじ？」

つ「んー？」


つぐみちゃんの身長では、周りの花が邪魔して遠くまで見えてなさそうなので、抱っこして、じいじと思われる人を指さした。


つ「じいじ！」


良かった。どうやら見つかったみたい。
つぐみちゃんに手を引かれ、じいじの元へ走った。


つ「じいじ〜！！」

平「！つぐみ！！」


おじいさんはつぐみちゃんを抱っこし、とても安心した顔をしていた。


平「よかった...ありがとうございました。」

「あ、いえいえ」

平「もしもの事があったらどうしようと、、あなたのような方に保護してもらえて、本当に良かったです。」

つ「Aちゃん！！」

「ふふっつぐみちゃんとってもいい子ですね。」

平「つぐみ、お姉さんにありがとう言おう？」

つ「ありがとーございました！！」

「どういたしまして」


そう言って、おじいさんがしゃがんだ時だった。


「A〜〜！」


後ろから琢磨の声が聞こえた。

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