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パスタかーいつぶりだろ。
あ、、玲於くんと食べた時以来だ…
広「何にする？」
「んー、どれにしよう」
メニューを前に悩みまくる私、
明太子のパスタとペペロンチーノ以外で
あの2つは私と玲於くんの思い出にしたい
ほうれん草のにしようかな
「ほうれん草にする」
広「じゃあ俺」
お願い、ペペロンチーノと明太子以外にして
心の中でお願い
広「ナポリタンかな」
ふー、良かったあ
広「今日は学校どうだったの？」
なんて聞かれたから今日あった出来事を話した
けど、玲於くんと変な空気になってたからあんまり話すこともなくって
結局玲於くんの話とかしちゃって…
でも広臣くんはそんな私に気にしなくていいよって言ってくれて
「どうしてそんなに優しいの？」
思わず口が滑っちゃった
そしたら広臣くん困ったように笑いながら
「Aのこと離さないって言ったじゃん」
って言うの
嬉しいよ？
すっごーく嬉しい
過去の私ならね
今は私玲於くんがいい。
玲於くん、玲於くんはもう私なんて嫌いなのかな
遅かったのかな。気持ちに気付くの
広臣くんとは友達になれた気分
だけど現実はそう甘くないね
食べ終わって広臣くんに家まで送ってもらった時
玲於くんの家で、玲於くんと女の人が話してて
相手の人すっごく綺麗で玲於くんの事好きみたい
あー終わったなって思って
涙が溢れた
広臣くん気づいてくれて手をギュッて
まるで大丈夫だよ俺がいるからって言ってくれてるみたいに。
そんな行為にも安心する私も嫌いなの
玲於くん、まだ私は貴方を好きでいたい
愛したい
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作者名：華 | 作成日時：2018年1月11日 17時
