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玲於side



香「ねー玲於は彼女とか出来たの?」

「は?ない」

香「じゃあ私が彼女になるの待ってたってことだよね♡」

「もっとない」

ほんとに吐き気、隼は見えない所でニヤニヤしてるし

隼「香菜穂ー玲於片想いなんだよ」

「は?おい隼!」

香「ええ!?玲於が?」

まって最悪、ばれた
隼ほんとに殺す
そんな意味も含めて隼を睨むとしょんぼりしてる

「うるさい」

香「え!?ねえ誰?聞いてない」

「言う必要がない」

香「私じゃないの?ねえ隼?」

隼「これ以上言うと玲於に殺されるから寝たフリするね」

隼は自分の立場が危うくなると寝たフリとかいう意味わかんない技法を使う

香「今それ使うな馬鹿豚野郎」

「ほんとに黙れ」

香「ほんとに好きな人いるの…?」

そう言ってうるうる目で見てくる香菜穂、


そんな目俺以外だったら瞬殺だろうけど
お生憎様俺はねAの笑顔にしかやられないんで。

もういいや帰ろ

「帰るから、じゃあな
ほら隼も寝たフリ辞めろ今日は俺が奢るから」

隼「……ほんとに!?」

「ん、じゃあまた明日隼」

香菜穂は完全に無視して帰ろうとすると

香「まって一緒に帰る!」

そう言ってついてくる。



ほんとにきもい、



「一人で帰れよ」

香「やだ!途中まででいいからお願い、」

そうお願いしてくる、しょうがない、
今日だけ、

そんな安易な考えをまたしてしまった

Aが傷つくかもしれないなんて全然頭になかった


だから俺はこんな中途半端な事が出来るんだよ

「途中までな」

そう言うと嬉しそうにほほ笑む香菜穂



普通に笑うなら可愛いのになんて少し思ったのは俺だけの秘密


俺はほんとに駄目なやつ



優柔不断で元カノと一緒に歩いちゃったりする


ほんと自分が嫌いだ




香「玲於考え事?」

「関係ない」

香「もお、」

「ぶりっ子か」

香「違うし」

あーもう何これ
早く別れたくて超早足
競歩の選手にでもなれるわw w w


香「早いって」

「早く別れたいの」

香「…そんなに私が嫌い?」

「うん」

そっかあってケラケラ悲しそうに笑う


まだ俺のこと好きなの?




そんなのやめなよ

俺答えられないから絶対





無理だから








?「佐野?」

そう心地よい低音で俺の事を呼んだ人

振り返って誰か確認するとそこには、


「広臣さん、」

広「あれ?彼女?」

「そんなんじ香「そうなんです!!」


その言葉聞いて広臣さんニヤって笑って
へーってw



まためんどくさい事に…




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設定タグ:佐野玲於 , 登坂広臣 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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- 面白かったです!応援してます。 (2018年1月26日 21時) (レス) id: d23e1ab5f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年1月11日 17時

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