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「そういえば、最近は大丈夫なのか」
『……まぁ、普通にやってます』
「……そうか」
絵心さんは依然としてモニターを見たまま話す。
その先には何も映ってないのに。
ただ、その姿勢が照れ隠しなんだって分かるほど、私の思考回路は良くは出来ていなかった。
「もしまたなんかあったら俺に言え……力には、なってやれると思う」
『……へ、』
「……オイ、何笑ってんだケーキ顔面に投げるぞ」
『ダメですよ。これは私のですから』
絵心さんからケーキを守るように腕でガードすれば、心做しかどこか嬉しそうな顔でまたモニターを見つめる。
不器用な人だと思った。ものすごく不器用で、それでいて変なとこで優しいんだ。
『今日の絵心さん、なんか親みたい』
なんかしらの画面をタップしていた彼の指が、ピタリと止まる。
「勘違いするな。俺はお前の親にはなれない」
『……』
「だが、お前の1番の理解者にはなれる。なれるよう努力をする」
またしても耳を疑うような言葉にだった。
こういう時の気持ちって、なんて言うんだろう……。すごく嬉しいのになんか照れくさくて、絵心さんの顔が見れないや…
「あとこれは、プレゼントだ」
斜め前から弧を描いて投げられた何かが、私の腕に軽く当たる。
その後床に落ちたものは、小さな四角い箱だった。
「年頃の娘が何を欲しがるかなんて知らないし、調べる時間も興味もない。気に入らなかったら捨てろ」
『……何言ってるんですか』
捨てるわけないじゃん。こんな素敵なネックレス。
『100万でくれって言われても、あげません』
「……フン。当たり前だ」
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moyu(プロフ) - それとこの小説最後まで読ませていただきました🙇とても面白かったです。素敵な小説をありがとうございます🙇✨ (9月6日 7時) (
レス) id: d9453b28eb (このIDを非表示/違反報告)
moyu(プロフ) - プリ小説というアプリで、この小説と同じタイトルと内容で作られた日時がこちらの小説よりも遅いものが投稿されていて、パクリなのではないでしょうかと思いコメントさせていただきました🙇余計でしたらすみません💦 (9月6日 7時) (レス) id: d9453b28eb (このIDを非表示/違反報告)
楽夜 - 絵心…いいこと言うやん！ﾀﾏﾆﾊ｡｡｡ (5月22日 20時) (レス) @page45 id: e32b518303 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - 絵心さん・・・・めちゃめちゃいいこと言うじゃないですか！ 泣いちゃいますよ (2023年3月3日 15時) (レス) @page44 id: fc65f8a88c (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - 私の妹がヒナって名前で草 (2023年2月27日 9時) (レス) id: 7981b3d9d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ
| 作成日時：2023年1月1日 19時
