人狼ゲーム─嘘─【完】【鬼滅の刃】

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｢お疲れ様です、Aさん。
どうでしたか？自身の作ったゲームで遊ぶのは｣



｢ありがとう……うん、とっても面白かったよ
ゲームのこと何も覚えてない状態で参加したから、ほんとにただの村人としてゲームをやってた感じかな｣



｢ふうん。楽しかったですか？皆を救ったヒーローになって｣



｢もう最高だよ！あのプログラミングにして良かったって思う｣




｢で、このゲームのどこが自 殺者減少カリキュラムなんですか？別に誰も自 殺なんかする人ではなさそうでしたけど｣



｢今はまだ分からないよ。でも皆、誰かが死にそうになったら、躊躇なく自分の命を犠牲にする人だから。私は皆に、自分の命の重さをわかって欲しかった。
人の為なんかに生きなくていい。自分の為に生きて欲しい……
願い通り、皆死ぬことを怖がってくれたよ。
本当はあの時だって、鬼狩りなんかしないで自分の為に生きていれば、皆死なずに済んだのに……｣




｢……しかし、そのたった一回限りのゲームの為に一体いくらの費用をかけたんだか……｣



｢莫大だよね。でもいいの。これは試作だから｣




｢試作？え、次も作るんですか？｣




｢うん。次の私の名前は神楽Aで、人狼側スタートにするつもり。｣




｢……また自分を主人公にするんですか｣




｢もっちろん。また皆に会いたいから、参加者も今回とほとんど同じにして、扱いやすいように少し記憶も改ざんする。またウイルス作んないとね｣




｢はあ……で、次の題名は？考えてるんでしょ？｣





｢そうだね、


…"人狼ゲーム−生か死か−"……かな！｣

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