人狼ゲーム─嘘─【完】【鬼滅の刃】

【7日目】朝 ページ24

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7日目。




この悪魔のゲームが始まってから、実に1週間が経った





私はまだ、生きている









けれど








｢甘露寺が.......やられた｣








甘露寺さんが死んでしまった




占い師なのに.......騎士に守られなかったのかな

それとももう騎士は.......








｢.....？おはよう｣

｢あ、おはよう｣






時透くんは私と目が合い、びくっとしたあと挨拶を返した






｢A！！｣







その時、誰かが私の名前を叫ぶ







｢A！！｣







善逸だ







｢な、なに？｣







何故か、力強く抱きしめられる






｢ううん、何でもない.......｣







善逸が去ったあと







｢朝から見苦しいもん見せないでよね｣







と耳元で橋本さんに囁かれた







｢.......はぁ？｣







｢目障りなのよ。貴方が消えればいいのに｣







｢ちょっと何それ｣







｢べつにー？あ、無一郎！｣






なんだったんだろう……









それより、甘露寺さんがいなくなった今、村人側は窮地に立たされてしまった







勝つためにも、



早く人狼を見つけ出す必要がある







人狼を.......









私の目線は、自然と天にいに向いていた









｢天にい｣





｢ん、なんだどうした｣







みんなが居なくなったところで、こっそり天にいの袖を引っ張る







｢天にいは、人狼じゃないよね？｣






この時の自分は本当に馬鹿だったと思う
こんなことを聞くなんて……もし仮に天にいが人狼だったとしたら、私は……





｢ばーか。あったりめぇだろ｣








天にいは私の頭を小突く。





なんだか、体の力が一気に抜けた気分だった








───────
1日前、夜





｢クソっ、何でだよ.......！？｣



｢まさか、狐.....？｣







【追記】

猫又なのですが、猫又はオリジナルの設定にしてしまいました。


本来猫又はランダムで道連れにするのですが、投票で吊られた時のみ指定できるというのに変更しました。



混乱させてしまい申し訳ありません。
これからもし、役職にオリジナルの設定が加わる時はお知らせします

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