episode131〇 ページ41
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｢Aちゃーん！｣
｢Aちゃ！｣
待ち合わせの神社まで向かえば、お出迎えしてくれるかわい子ちゃん達。
｢おーA。ごめんな、迎えに行けなくて｣
｢ううん、ここ私の家から近いから平気だよ｣
それに私の為にわざわざルナマナちゃん達を歩かせるのは私が納得出来ないし。
｢Aちゃんの着物かわいー！｣
あれ？と思ったそこの貴方。
そうなのだ。私も最初は私服で行くつもりだったけど、今日はたまたまおばあちゃんが着ててお母さんの振袖を着せてくれた。
ちょっと大っきかったけど、ぶかぶかでもないし、なによりデザインが私好みで嬉しかった
｢へへ、ほんと？ありがとう
ルナちゃんも可愛いね！｣
｢お兄ちゃんが着せてくれたのー！｣
｢え、すご！｣
手先が器用なだけじゃなく着物も着せられるなんて……
恐るべし隆君。
私がそう感心しているのを察したのか、｢たいしたことねぇよ｣と隆君は笑っていた
いや、全然大したことなんだけどね
｢でもまじでA振袖似合うな｣
｢そーかな……私から見たら隆君の方が凄く似合ってるけど…｣
普段制服と特服と普段着しか見たこと無かったから、隆君の和服姿を見るのは初めてだった。
｢お世辞はいーよ｣なんて言ってるけど、お世辞なんかじゃなくてほんとに似合ってる
｢んじゃ行くか｣
｢うん！｣
お参りまでの道のりを歩いていれば、私たちと同じように晴れ着に身を包んだ人達でゾロゾロと溢れかえっていた
その人混みの中に、やけに見覚えのある模様？の入った坊主頭の身長の高い、モデルのような顔立ちをした男の人が目立っている
あれは確か……
｢おー、八戒と柚葉じゃん｣
そうそう、柴八戒君とそのお姉ちゃんの柚葉さんだ！
東卍の八戒君はともかく、お姉さんの方は1度しか会ったことなかったけど、顔面が強すぎて印象強く残っていた
｢え！タカちゃん！？｣
｢三ツ谷……！と、｣
チラ、と2人の視線が向けられる。
｢あ、どうも……！えっと｣
な、なんて言うべきだ……！？
もしかしたら八戒君の方、は私と隆君が付き合ってたこと知ってるかもだし…
｢えーっと｢俺のダチ。Aっつーんだ。八戒は会ったことあるだろ？｣
｢あぁ、うん！よろしくね、Aさん｣
Aさん……？あぁそっか、私八戒君よりも1個年上なのか
八戒君が大人っぽすぎて忘れていた
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kanasimi - マジで泣けました！ 3回も!! 感動しました！ (2022年12月10日 2時) (
レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
桃菜 - 続き楽しみにしてます♪ (2022年4月19日 7時) (レス) @page45 id: 99859047d6 (このIDを非表示/違反報告)
たむら - 更新ありがとうございます！！今回もいいところで終わって...次回が気になりすぎますっ！！主さんのペースで更新していただけたら幸いです🙇♀️ (2021年12月2日 20時) (レス) id: e5799c3cbd (このIDを非表示/違反報告)
南(プロフ) - 更新ありがとうございますっ！！！気になる所で終わってるのも流石です。次回更新楽しみにしていますね(*^^*) (2021年12月2日 20時) (レス) id: db1b503228 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ(プロフ) - コウさん» めっちゃ好きです！！笑 (2021年12月2日 8時) (レス) id: 4b3554dc38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ
| 作成日時：2021年9月30日 23時
