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虎「井口先輩、どんな具合っスか」


点滴台を引き釣りながら歩くA


その姿を見た佐々木先輩は半泣きになる



佐「Aちゃんその怪我ッ………

適切な治療をされていて

外傷はないからすぐに目覚める

大丈夫だってお医者さんは言ってたけど

、まだ意識が戻ってないの」




『頭ですからね,目覚めるのに

時間がかかっているのだけですよ』


Aは泣いている佐々木の背中を

さすり,慰めるように声をかける




佐「私のせいなんだ。


私が、夜の学校なんて、誘ったから...。


信じられないと思うけど、

変な化物が襲ってきて、私も掴まって...」




虎「信じるよ。


彼奴らは化物じゃなくて呪いなんだ。


あの指は、特級呪物って言って、

呪いを寄せたり、強くする効果があったんだよ。

だから悪いのは先輩じゃなくて、

アレを拾ってきた俺だよ。ごめんな」


『……それに気づけなかった僕も同罪だね…』


Aは窓の外を見ながらそう呟く


虎「明日には井口先輩治せる人が

来てくれるから、大丈夫」


『専門の人が来てくれるらしいので

絶対に大丈夫ですよ』



佐「...うん、そうだね。ありがとう、」


虎「わりぃ先輩、俺達

行かなきゃならない所あるんだ」



虎「バイバイ」


『お元気で』


そう言って2人は部屋から出ていく

佐々木はその姿を切なそうな顔をしながら

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作者名:イオ | 作成日時:2020年8月11日 23時

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