【呪術廻戦】目が覚めると若返ってた

#13 ページ13

"───だから、少しだけでも来なさい"



届いたメールを眺めていると名を呼ばれた為すぐにポケットにしまう。既に五条達は先輩達の元へ行っていた。

「歌姫、泣いてる？」

「泣いてねぇよ！！」

相変わらず歌姫先輩に対して煽っていくスタイルは変わらないなぁ、五条。

『歌姫先輩〜』

「無事ですか〜？」

「硝子！！A！！」

「心配したんですよ。２日も連絡が無かったから」

硝子と２人でヒラヒラと手を振っていると、歌姫先輩が勢いよく抱きついてくる。

「硝子！！A！！アンタはあの２人みたいになっちゃ駄目よ！！」

「あはは、なりませんよあんなクズ共」

『特に五条みたいにはね〜』

「おい」

と、そこで歌姫先輩が私達から離れて目を丸くする。

「…２日？」

「あー、やっぱ呪霊の結界で時間ズレてた系？冥さんがいるのにおかしいと思ったんだ」

「その様だね。それはそうと君達

“帳”は？」



……………あ、



ーーーーー



さて、現在私達４人は夜蛾先生の前で正座の体勢を取っている。帳の件でお叱りを受けている真っ最中だ。この歳(精神年齢)で叱られるとは、中々ヤバいと思う。

「この中に「帳は自分で降ろすから」と補助監督を置き去りにした奴がいるな。

名乗り出ろ」

私達は一斉に五条を指差す。五条は勢いよく手を挙げた。

「先生！！犯人探しはやめませんか！？」

「悟だな」

正解。

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