【呪術廻戦】目が覚めると若返ってた

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知らせを聞いた。全部。何があったのか。


硝子に治してもらった夏油と落ち合い、五条の元へ行く。途中夏油に大丈夫なのか聞かれたから、大丈夫だと満面の笑みの答えてやった。


中に入ると気味の悪い非術師達が、五条を囲んで拍手を送っていた。



「遅かったな傑、Aも。いや早い方か。都内にいくつ盤星教の施設があるって話だもんな」

「悟…だよな？」

…あーあ。変わっちゃった。

「硝子には会えたんだな」

「あぁ、治してもらった。私は問題ない」


視線の先にはダラン、と力なく垂れ下がる理子ちゃんの腕。

『…理子ちゃん』

「いや、私に問題が無くても仕方ないな」


あれ、そういえば…


私、理子ちゃんが死ぬ事忘れてたなあ。


「…戻ろう」


「傑、コイツら殺すか？


今の俺なら多分何も感じない」


「いやいい、意味がない」


見た所ここには一般教徒しかいない。呪術界を知る主犯の人間はもう逃げた後だろう。

懸賞金と違ってもうこの状況は言い逃れできない。元々問題のあった団体だ。じき解体される。


「意味ね。それ、本当に必要か？」


「大事な事だ、特に術師にはな」


『……意味って、何？』


私は夏油を見つめる。


『術師ってさ、何でいるんだっけ』

「A…」




『…あ、そっか。






非術師を守るためだったね』





だから私は───────

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