第六十六話 ページ19
身体を滑り込ませ宇髄さんを庇う。左目に攻撃をくらい、血が大量に溢れてくる。
宇髄さんの腹にもドスッと鎌が刺さった。
「A!!宇髄さん!!」
『気にしないで行って!!』
「止まるな跳べェェ!!」
どんなに傷つこうが攻撃はやめない。
絶対に頸を斬るんだ。
視界の端で、炭治郎が妓夫太郎に向かって行くのが見えた。
ガツッ!と鎌が顎に刺さるも頸へと刀を振るう炭治郎。
「ガアアアァア!!」
叫ぶ炭治郎の額に痣が浮かんだ。
『(痣が……炭治郎…!)』
さらなる力を込めた刃は、妓夫太郎の頸に深く食い込んでいく。
そして…
空に2つの頸が舞った。2つの頸はゴロゴロと地面に転がる。
『終わっ…た…』
ガクッと膝をつく。身体が重い。早く回復をしないと。
『みんな…』
周りを見ようとして、黒い渦の様なものが視界を掠めた。
サッと血の気が引く。
だめ……駄目!!
「逃げろーーーーッ!!」
宇髄さんが叫ぶ。
瞬間、妓夫太郎の血鬼術である円山旋回・飛び血鎌が爆発する様に辺りに飛び散った。
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uru(プロフ) - 。さん» あけおめです! (2021年1月1日 16時) (レス) id: 275269a074 (このIDを非表示/違反報告)
。 - あけおめ。 (2021年1月1日 6時) (レス) id: 8e88cca1a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - uruさん» 頑張って下さい!!この作品大好きです!!!! (2020年12月14日 2時) (レス) id: 77801e03dc (このIDを非表示/違反報告)
uru(プロフ) - ゆらさん» ありがとうございます!そう言っていただきとても嬉しいです!! (2020年12月9日 18時) (レス) id: 275269a074 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - うわああああ!もう!すきです!() (2020年12月8日 20時) (レス) id: 77801e03dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:憂流 | 作成日時:2020年10月25日 11時