轟 焦凍（６） ページ6
その後、前略、無性に苛ついた。
この頃になって、分からないものは減った筈なのに、分からないものは増えていった。
雄英高校の生活は有意義だ、と思う。
それに、確かに手応えがあるものだ。けれど、
この無性に苛つくというか、ムカつくというからモヤモヤする感覚には頭を抱えるものだ。
緑谷出久。個性がオールマイトに似ていて、本人にも好かれているらしい。
自惚れではなく、俺の方が上だと思う。けど、なぜアイツの方がいいのだろうか。
また、俺が悪いのだろうか。
目の前にあるのは大勢の敵だった。
個性の右だけを使って倒すのは実に容易だけれど。
なんだか、とてもつまらなかった。
敵が弱いからではなくて、なんとなくモヤモヤした。
体温が少しずつ下がっていくのが分かる。
でも、やめようとは思えない。
さっさと、倒して終わらせよう。
きっとボスがいるはずだ。そいつを倒すのが打開策だろう。
目にも、耳にも、体温にも、その氷の冷たさが伝わる。
首謀者を倒そう。
終わらせよう。
そこには、オールマイトと緑谷がいた。
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NONAME(プロフ) - 命さん» ここでもコメントありがとうございます！ もともと占ツク低浮上のくせにかけもちしちゃってるので、切羽詰まった作者の内情が作品に現れなければ良いのですが……面白いと言って下さりありがとうございます。更新頑張ります……！ (2018年2月25日 13時) (
レス) id: 63b54d7774 (このIDを非表示/違反報告)
命(プロフ) - 面白くて、続きがとても気になります！更新頑張ってください！ (2018年2月24日 23時) (レス) id: d43b897b4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NONAME | 作者ホームページ：
作成日時：2017年10月20日 23時
