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104:行方不明(新八) ページ6

「だーかーらーッ!!突然消えたんだッつってんだろ!!」

「ンな話信用できるかよッ!!」


かれこれこんな言い合いが数時間近く続いている。
沖田さんの一件が何とか収束したかと思ったら、今度はAさんが消えてしまったらしい。それも、銀さんの目の前で。



「俺だって信じらんねーよ!!踞ったかと思ったらこう、すーっとだな!」

「すーっとじゃねぇだろ!!」

「まぁまぁ、落ち着いてくだせェ二人とも」


言いながら、沖田さんはお茶をこぼしながらひたすら貧乏揺すりを続けている。


「いやアンタが落ち着けよ!」

「チッ、大体土方さんがAをクビになんかするから悪ィんでさァ」


ぎろりと沖田さんが土方さんを睨む。


「は!?Aさんクビにしたんですか!?」

「……保護したのは俺だ。アイツの責任は俺が…」


居心地悪そうに視線をそらした土方さんに、銀さんの視線がスッと冷たくなった


「これは全部マヨのせいアルな」


フンと鼻を鳴らした神楽ちゃんに、土方さんは小さく舌を打つ。


「責任があるンなら、最後まで面倒見るのが筋アル。散歩に行けないなら動物は飼う資格は無いネ」

「神楽ちゃんAさんは人間なんだけど…」


控えめな突っ込みに、土方さんが席を立った。


「……邪魔したな。行くぞ総悟」

「じゃ、旦那、Aのこと何か分かったら俺に連絡くだせェ」







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みぃ(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからの展開がすごっく楽しみです!これからも頑張ってください。 (2019年8月13日 23時) (レス) id: d77d134be6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:東雲出雲 | 作成日時:2019年8月12日 14時

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