6:お揃いの衣装を着てみた【DIO】 ページ6
【DIOの場合】
「DIO様DIO様ぁ〜っ！！」
ぼすんっ、と羽根のように柔らかい布団に飛び乗れば、美しい帝王が眠そうに唸り声を上げた。
「DIO様っ！起きてください！そして見てください！！」
「むぅ……A……起きるには些か早すぎる────」
薄目を開けたDIOがガバリと勢い良く起き上がったので、上に跨がっていたAはころりと後ろに転がった
「もう！起きるなら言ってくださいよっ！」
ぷくうと頬を膨らませたAだったが、DIOは厳しい目をしてAを見下ろした
「A。
「テレンスに作って貰ったんです！！」
ぴょん、とウサギかリスのように身軽な身のこなしでベッドから飛び降りれば、Aはその場でくるりと回転して見せた
黄色を基調とし、所々にグリーンのハートをあしらったその服装は、どこかで見覚えのあるものだった。
「DIO様とお揃いなんです！！」
嬉しそうに、そして少し恥ずかしそうに頬を染めて笑みを浮かべるその少女をDIOは無言で抱き締めた
「わわ、DIO様！？」
「……良く似合っている。流石は"私の"Aだ」
頬に口付けを落とし、大きく空いた背中に冷たい指を這わせた
「DIO様っ……冷たいです…！」
「A、良く似合っているが……やはりこの格好をするのは今日だけにしろ」
べろりと首筋を舐め上げて、軽々とAをシーツの海に横たえる。
「テレンスに言って、お前に似合う衣装を用意してやろう。このDIOが、お前のために用意するのだ」
にやりと口角を上げて、DIOは嬉しそうに笑みを浮かべる薄桃色の唇に冷たい舌を忍ばせた
・
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桜紅 - 前回リクエストしたストーカーの話を両方甘いにしてもらいたいんですが大丈夫ですか？ (2019年4月21日 8時) (
レス) id: f3da7700b6 (このIDを非表示/違反報告)
桜紅 - リゾットとメローネと三人で行くのと別々のをお願いします (2019年4月21日 7時) (レス) id: f3da7700b6 (このIDを非表示/違反報告)
桜紅 - リクエストでリゾットとメローネで海に行くのをお願いします (2019年4月21日 7時) (レス) id: f3da7700b6 (このIDを非表示/違反報告)
無糖(プロフ) - 桜紅さん» リクエストありがとうございました！！ (2019年4月20日 22時) (レス) id: af4b9b062a (このIDを非表示/違反報告)
桜紅 - ストーカーする話と幼少期の話でリゾットとメローネ別々でお願いします！幼少期はメローネは変態でリゾットは落ち着いてるという感じでお願いします (2019年4月20日 21時) (レス) id: f3da7700b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無糖 | 作成日時：2019年4月17日 23時
