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「あの、この資料の確認お願いします。」
『置いといて。』
本当に全くこっちを見ない。
先輩の顔をマジマジと見た事がない。
見ててもおかしいけど、
少ししてトイレに行くと、
女社員「ねぇ、森川さんって結構大倉さんに頼りにされてるよね。」
そんな声が聞こえて、いけない事だけど聞き耳を立てた。
女社員「分かる、何かと森川、森川、だよね。」
女社員「でも森川さん可愛いもん、、。」
女社員「大倉さんも意外と可愛い子好きなのかな。」
可愛いですってよ(笑)←
でも本当に私のことを頼りにしてくれてるのかな…？
結構人使い荒いけど。
もし、先輩が私にだけ頼みごとをするのならひょっとして、気付いてくれてるとか…？
それは無いか、だってあんなに先輩人気あったんだもん。
私はその中の1人だったんだ。
先輩が気付くわけない。
浮かれたらダメ。
…分かってるけど、、。
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作者名：抹茶ラテ | 作成日時：2018年2月2日 0時
