良いコンビ ページ19
『…え？』
誰かに呼び止められ、七松先輩と振り返ると、、、鉄双節棍を振り回した食満先輩。
七松「留三郎！、の隣には…少し遅れているが下坂部平太…」
平太「七松先輩〜…」
『食満先輩…うわぁ！』
突然食満先輩に手を引かれて走り出す。平太は結局タカ丸さんと、七松先輩は伝七と組んだみたい。
『食満先輩、ちょっ、タンマです』
いつも鍛錬してばかりの食満先輩とは違い、私は女だし体力もあまり無い。だから、私だって限界は
ある。食満先輩は私を握っていた手を離すと、地図を広げた。
『…食満先輩？…なんか言ってくださいよ』
食満「いや、今お前の顔見たら抱きしめそうで怖い」
私たちの間に少しの沈黙が走った。私はそれを紛らわそうと話題を出す。
『食満先輩！第二ポイントは何ですか？』
食満「裏裏山の小屋だそうだ…そこに休憩所が、！？危ないっ！！」
突然、食満先輩が私の頭を押さえて伏せさせた。近くにあった竹に何かがカンッと当たる音がする。
『八方、手裏剣…なんで』
八方手裏剣。それは忍者が暗殺のために用いる手裏剣の事。それが今私の頭を通ったのだ。
食満「毒が塗ってあるな…まさかとは思うが…」
私を狙ったのではないのか。その考えが頭をよぎった。嫌な汗が頬を伝う。
『そ、そんなわけ…』
食満「A、俺はお前を死なせない…いいか？俺を信じるんだ！！」
食満先輩は私の肩に両手を置くと、鉄双節棍を取り出した。そこで私はハッとする。今までの食満先
輩との行動を振り返ってみると…何かが引っかかっていた。
『あんた、誰？』
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焉音 - しんベヱの名前は漢字表記ではないですよ！ (2022年6月5日 13時) (
レス) @page25 id: 60762efae4 (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 読んでくださった皆様！本当にありがとうございました！ (2022年1月23日 10時) (レス) @page25 id: 416ac86079 (このIDを非表示/違反報告)
マロン - チョコさん» コメントありがとうございます！私もこんな恋愛したいです！！！ (2022年1月7日 17時) (レス) id: baa50f9b9e (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - 食満先輩と夢主ちゃんらぶらぶ！私もこんな感じの恋愛したい！ (2022年1月3日 23時) (レス) id: c04111b0ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マロン | 作成日時：2022年1月3日 15時
