学園長先生の突然の思いつき ページ18
学園長「思いついた!!!」
お昼…。忍術学園恒例の「学園長先生の突然の思いつき」が、始まった。
三郎「みんな大変だ!!!学園長先生の突然の思いつきにより!久しぶりの学年混合オリエンテーリングが開催されることになった!!!」
一同「なぁぁぁにぃぃぃぃい!?!?」
私たち五年生は急いでパートナー探しに飛び出した。私のパートナー…と、か誰かに手を掴まれる。
振り返ると、一年は組の黒木庄左衛門が立っていた。
『一年は組の…黒木庄左衛門』
黒木「あのぉ、岡次先輩、ペアを組んでもらえないでしょうか?」
まさか…。
黒木「食満留三郎先輩に組んでもらおうと思ったのですが、一年ろ組の平太に先に取られてしまって…それで五年生にと…五年生の残りは、岡次先輩しかいないので」
優しい食満先輩なら平太の誘いは断れない。私はここは先輩として、ペアを組んだ。受付に行くと、
先生「一年は組の庄左衛門君と五年い組の岡次Aさんね、一年生と五年生、良いコンビだ!」
そう言われた。まずは第一ポイントに向かおうと左に曲がった。
黒木「岡次先輩、第一ポイントは「漆黒の岩」です!」
『漆黒の岩ね!よしっ!それを目指して行こっか!』
私達はそれを目指してどんどん進んだ。途中、他のペアにあったけど一言交わすぐらいぐらい。と!
「『あった!!』」
裏山、川、漆黒の岩。すべてのピースが揃って第一ポイントクリア!第二ポイントにいざ行こうとし
たら、第一ポイント担当の厚木先生に止められた。
『何でしょうか?』
厚木「看板をよく見て!」
私は木の枝に吊るされている看板を見つけた。
'' 第一ポイントクリアご苦労じゃ!
第二ポイントに行くときは、ペアを変えて進んでね!
学園長(突然の思いつきじゃ!)''
ペアを、変える?
「『えええええええ!?!?!?』」
驚きすぎて周りのことが目に入っていなかった。ましてやもう来てしまった七松先輩にまで。
『庄左衛門、とりあえず他のみんなが…ってあれ?』
黒木「あああああ!!!岡次先輩ーーー!!!!」
三之助「第二ポイントはあっちだーーーーーー!!!!!」
次屋三之助に首根っこをつかまれて庄左衛門は林の中に消えて行った。まさかとは思うが…。
『七松先輩&次屋三之助ペア……って事は』
ちらっと隣を見ると、私の前にドンと構える七松先輩。
七松「よしっ!じゃあ行くか!!」
『ひえええええええ!!!』
??「小平太まてっ!!!」
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焉音 - しんベヱの名前は漢字表記ではないですよ! (2022年6月5日 13時) (レス) @page25 id: 60762efae4 (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 読んでくださった皆様!本当にありがとうございました! (2022年1月23日 10時) (レス) @page25 id: 416ac86079 (このIDを非表示/違反報告)
マロン - チョコさん» コメントありがとうございます!私もこんな恋愛したいです!!! (2022年1月7日 17時) (レス) id: baa50f9b9e (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - 食満先輩と夢主ちゃんらぶらぶ!私もこんな感じの恋愛したい! (2022年1月3日 23時) (レス) id: c04111b0ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マロン | 作成日時:2022年1月3日 15時