検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:2,907 hit

ページ2

You side





中学2年に進級した春。



私、小鳥遊Aは3クラスあるうちの1組。
去年は2組。




教室がある3階に行き前の教室から机を運ぶ作業をしなければならない。



春とはいえ制服だと暑い。





友 「あ、Aちゃん!机これ!」


「あ、ありがとう」





机を持って自分のクラスの自分の席の場所に
机を置いた。


みんな大人しく座ってて先生が来てからは
少し騒がしかった。






先 「えー実は転校生が来てます」


ク 「えー!!」





転校生…

だからか、私の隣が空いてるのは。


うるさい人じゃなければいいな





先「じゃあ池田!入ってこい!」




池田という名前の子が入ってきた。



見た目は…

すっごいかっこいい。


本当に中学生か?ってくらい大人っぽいし
髪の毛はマッシュ。


男子中学生にありがちな髪型。
特に先輩とか。



でも彼のマッシュは周りの人達とは違って見えた。




池 「東京から来ました。池田彪馬です。

よろしくお願いします」




東京からこんなド田舎にきて大丈夫なのかな

周りは田んぼだけだし
有名な自慢できるものなんて何も無い。




ぼーっと転校生くんを見てるとバチッと目が合って
しまってすぐに逸らした。





先 「じゃあ、池田の席は小鳥遊の隣な。」


彪 「はい」




返事をして私の方へ向かってくる彼。

席に着くと私に声をかけてきた。




彪 「小鳥遊さん…だっけ?よろしく」


「あ、うん、よろしく」



それからは特に話すことも無く

池田くんは休み時間、

みんなに囲まれて質問に答えてた。




もちろん私は一切そんなのに興味がなく



帰りの会が終わってからも続いたそれを

無視して1人駐輪場へと向かった。

〇→←作者より



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
21人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:めろん | 作成日時:2021年9月18日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。