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彪馬side
今日の俺はなんか変。
いつもならあんなこと絶対しないのに。
あの子だから？
意味が分からない。
いや、今はそんなこと考えたくもない。
なんせ頭痛いし気持ち悪いし息苦しい。
それにあの姿を見られた。
あれは楽と洸希しか見た事ない。
それに最近は落ち着いてたから。、
ま、俺女子が嫌いだから。
女子に対するアレルギー反応的な…
いつからかは分からない。
でもいつの間にかこうなってた。
あんなことがあったのに今でもこんな思いしなきゃいけないとか俺の人生終わってる？
いや、とっくに終わってるか。
そんなことをぼんやり考えてると保健室のドアが開いて楽と洸希が入ってきた。
楽｢彪馬、体調どう？｣
｢んー、…頭痛いし気持ち悪い。まあいつもとおんなじ｣
洸希｢そっか。 …… なぁ、｣
｢ん？｣
洸希｢あいつ来てるんだけど、会う？｣
あいつって、俺の隣の席の…
本当は会いたくないけど、なぜかあの子なら、近くにいてもいつもほど体調は酷くならなかった。
だから、会ってみてもいいかな、
女子と関わらないって決めたのに俺の決心緩すぎだな。
ま、とりあえず会うだけ会ってみよう。
｢…ん、分かった。少しだけ、、｣
洸希｢…おう。A、入ってきていいよ｣
洸希がそういった時ドアが開いてあの子が入ってきた。
その瞬間俺の体は少し重くなった気がしたけど、すぐに軽くなった。
まるで、あいつが来て空気が変わったみたいに。
あいつは気まづそうに入ってきて突然頭を下げた。
A｢あ、あの…私のせいで、ごめんなさい！
体調悪くなったのって、私と関わったからですよね、
ほんとにごめんなさい！｣
そう言って謝ってくる彼女。
俺は謝って欲しいとか思ってないし逆に今まで女には関わって欲しくないって思ってた。
でも彼女ならなぜかいい気がして…
俺はいつの間にかベッドから立って君を…
抱きしめてたんだ。
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作者名：めろん | 作成日時：2021年6月28日 6時
