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You side
今日の彪馬は何かがおかしい。
私だから近くにいれてる、、？
そんなことをふと考えると隣でﾊﾞﾀﾝという音が
聞こえ音の方を見ると彪馬が
倒れていた。
｢彪馬！？｣
彪馬｢…うるさい。
少しだけこのままで居させて｣
そう言って手で顔を隠す。
良かった、死ぬとかじゃなくて。
てか彪馬って上手く入り込めば
すぐ仲良くなれるんじゃ…？
そう思った私は彪馬の隣にそっと
寝転がる。
それに気づいた彪馬はさっと離れた。
彪馬｢近くに来んな。｣
｢…やっぱりダメかぁ〜、｣
彪馬｢俺の心に入り込もうとしてんの
バレバレだかんな。｣
｢ああ、ごめんごめん｣
彪馬｢…ちょっと黙って｣
｢はい｣
さすがにあんな低い声出されたら
私でも黙る。
そのまましばらく経つと隣から
寝息が聞こえてきた。
嘘でしょ。
寝たの？
てかほんとに女苦手なの？
え、まじ彪馬ってわかんない。
私は悪巧みをするかのように彪馬の寝顔を
無音カメラで撮った。
数十分後やっと起きた彪馬は少しご機嫌(？
そしてその日は普通に呼び込みをして
一日を終えた。
次の日は昨日みたいに話すことも無く終えた。
昨日のめちゃくちゃ話せた時間はなんだったんだろう。
文化祭が終わっちゃったから話すことも無くなる
んだろうなぁ…また1からか。
こうなったら私からせめてやろうじゃないの。
｢彪馬〜！数学教えて！｣
彪馬｢無理。｣
｢彪馬！今度遊び行こ！｣
彪馬｢絶対やだ。｣
｢…彪馬！今度…
彪馬｢話しかけんな。
文化祭で俺と仲良くなれたとか思ってんだろ。
自惚れるなよ。｣
…なっ！自惚れてなんか…！｣
…完敗。
捕えられないどうしようね
明日からはもっと粘ろうって思ったけど
次の日から彪馬は学校を休みがちになった。
来たと思ってもすぐ早退したり
保健室に行って戻ってこなかったり。
もしかして私のせい…？
私が嫌すぎて体調崩した？
えぇぇどうしよう
｢洸希〜(泣)｣
洸希｢うわっ、なんだよお前急に。
ってなんで泣いてんだよ｣
｢だって…彪馬が私のせいで学校来なくなった
んじゃないかって思って、、、｣
洸希｢…今の時期か…｣
｢え？何か知ってる？｣
洸希｢あ、いや、あいつにも色々あるんだろ｣
私は聞き逃さなかった。
"今の時期"かって呟いたことを。
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作者名：めろん | 作成日時：2021年6月28日 6時
