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匠海side
和哉｢じゃあ、俺手伝います。｣
｢ん。ありがとう｣
洸希｢じゃあ、俺も…｣
和哉｢洸希は彪馬のとこいて。｣
洸希｢お、おう…｣
全く…
洸希が彪馬の傍から離れたら彪馬泣いちゃうよ？？
って思った矢先。
洸希｢…えっ！？ちょっ、彪馬っ？ちょっ、えっ、なんで泣くの？？俺なんかした？？(汗)｣
あ〜あ、ほんとにやっちゃったなあ。笑
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彪馬side
俺は、洸希と和哉が来た音で目が覚めた。
そして俺は衝撃を受けた。
なんでかって、声が、
出なかったから。
その驚きでしばらくその場から動けなかった。
そしたら2人が入ってきた。
でも、
勘がいい匠海くんにはすぐにバレた。
その後ご飯を作るっていって、和哉が手伝いにいってその後洸希が行こうとしたけど俺は嫌で、
服をつかもうとしたけど距離的につかめなかった。
今はどうしても1人でいたくなくて、1人にして欲しくなくて、そんな思いから
気づけば目の前がだんだんぼやけていって。
それで、手伝おうとしてた洸希を匠海くんと和哉が追い返して、こっちに戻ってきた洸希が
俺が泣いてるのに気づいてめっちゃ焦ってた。
俺はめっちゃ焦る洸希の腕を引っ張って自分の頭を洸希の胸らへんにしずめた。
洸希｢…ぇ？なに、これ、｣
和哉｢いいから、そのままにしてあげなよ。｣
遠くから和哉の声が聞こえる。
匠海｢ふふっ。かわいいなあ、｣
俺は顔を上げて洸希の顔をみた。
洸希は俺の顔を見て凄い驚いた顔をしてた。
多分今の俺は涙で顔がぐちゃぐちゃだろうから。
でも洸希は…
洸希｢いいからこうしてろ。｣
そう言ってまた俺の頭を自分の方によせた。
｢…っ、…こ…、き…っ…｣
洸希｢…ん、？｣
｢…っあ、…り…と、っ…ｹﾎｯ、ｹﾎｯ｣
洸希｢おい、無理に声出そうとするなって。
一生喋れなくなるかもしれねえよ？？｣
｢…っ、｣
洸希｢また、彪馬の声…聞きたい、しっ…｣
洸希も可愛いところあるなあ。
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作者名：めろん | 作成日時：2021年1月24日 20時
