～。大切な君との記憶を失った日～。 (ページ2)

今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:3,206 hit

･ 1 ページ2

(最初から彪馬sideですみません！)

彪馬side

俺には彼女がいる。

ファンの人達は知ってる人もいれば知らない人もいるみたいだけど、

ま、きっと大体の人は知ってるんだろうな。

今日も仕事が休みだったから
彼女のAと久々にお出かけをしていた。

最近はお互いに仕事が忙しくてなかなか会えていなかった。

だからやっと会えてすんごい嬉しかった。

今日はAの家に行く予定。

Aが手料理を振舞ってくれるらしいからめっちゃ楽しみ～♪

しばらく歩いているとAの家に着いてインターホンを押す。

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

A｢はーい、あ、彪馬いらっしゃい。来るの早かったね？｣

｢うん、だってAに会いたかったんだもん。｣

A｢ふふっ。とりあえず上がって、｣

｢お邪魔しまーす｣

相変わらずAの部屋は綺麗でThe女の子の部屋って感じ。(←伝われ)

その後Aの手料理を食べてまだ時間があったから駅に行って買い物するか、って言って駅に向かっている時。

……それは突然起こった。

横断歩道を渡る時、赤だったから青に変わるまで待っていると。

しばらくして青になったから渡ろうとすると。

突然トラックが猛スピードで曲がってきて俺はAを庇おうと後ろにいたAの方を振り返ろうとすると突然、後ろから押され、俺は盛大に転けた。

後ろで、

ｷｷｰｯ

という音が聞こえてその後すぐに…

ﾄﾞﾝｯ

と人をはねるような音が聞こえてきた。

俺は立ち上がり後ろを見ると。

そこには、血だらけで横たわっているAの姿があった。

｢A…？

A！！

A！！！！！！！！｣

(ｷｬｧｧｧｧ！)

(おい事故だ！誰か救急車を！)

ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰ

…俺はAのそばでただ泣き叫ぶことしかできなかった。