教会に迷い込んだ記憶喪失の少年 (ページ4)

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記憶が無い少年ページ4

～イトナsiten～
目が覚めると白い天井が見える

横を見れば本を読んでる僕より年上の青年

服装から察するに神父様？

僕と神父様は目が合う

神「…大丈夫？具合とか」

イ「大丈夫、です…」

神「今は起き上がんない方が良いよ？傷、結構酷かったから」

イ「ありがとうございます」

神「…別に良いよ」

僕は部屋を見回す

結構きちんと整理されてる

するとドアが開く

？「一松」

神「んだよクソ松」

？「いや飲み物を…」

クソ松と呼ばれた神父の格好をした人が来た

双子かな？

神2「気分はどうだ？」

イ「大丈夫です」

神2「私は神父カラ松こちらは双子の弟の神父一松だ」

イ「はじめましてイトナです」

一「…なんであんなボロボロだったの？」

イ「えっと…」

あれ？

思い出せない…

なんで？

イ「思い…出せません」

カ「住んでたところは？」

イ「思い出せないです」

一「これって…記憶喪失？」

イ「記憶…喪失……？」

カ「覚えてる事は？」

イ「自分の名前だけしか…」

カラ松さんと一松さんは考える素振りを見せる

カ「だったらここにいると良い」

イ「良いんですか？」

一「……というか行く場所無いでしょ？」

イ「それはそうですけど迷惑ではありませんか？」

カ「大丈夫だ。ここは教会、迷える子羊には手を差し伸べなければな」

イ「ありがとうございます」

僕は今日から教会に住みます