AAAは私の姉兄！

第2章 ページ8

花音said

はぁー。最近どうも体調が優れない…
微熱も続いてるし…
でも…お兄ちゃんとお姉ちゃんは知らない
そんなん知ったら必要以上に心配されるし…
うん！少し寝よ！学校も休みだし、明日までに治せばいいんだから！

おやすみZzzz…


千晃said

今日は久しぶりの休暇
でも…最近花音の顔色が悪い…
食欲も減ってて普段食べる量の３分の２も食べない…
おまけに微熱もありそうだし…
真兄か秀兄にでも伝えておこうかな…
二人とも救命医だからなんかあっても必要最低限のことが出来るし…
お兄ちゃん帰って来たら報告しよう
心臓に負担がかかったら光兄も激怒するかもしれないし…光兄にも伝えておこうかな?

ガチャ
真・秀・隆「ただいま〜！」
千「おかえり〜。相変わらず隆兄はうるさいなぁ！」
隆「めんごめんご。」
千「今日はみんな帰ってくる日だからあと３人か…」
真「今日の晩飯何や〜？」
千「今日はハンバーグだよ！」
真・秀・隆「うぇーい!!」
直・光・実「ただいま〜。」
千「おかえり〜。今日はハンバーグだよ〜。」
全-千・あ「腹減ったぁー／お腹空いたなー！」
千「www」
真「それより花音は？」
千「今日ずっと部屋にいるの…それと……花音また体調良くなさそうなんだよねぇ…」
みんなの顔が一瞬で曇った。
これはみんなに伝えた方が良さそうだな…
一番に問いただしてきたのは光兄だった
光「千晃、どういうこと？てか、どんな状況？
」
千「えっとね……食欲がすごい減ってて…いつもの半分以下しか食べない。本人はおなかいっぱいとか言ってるけど…あとね…微熱もありそうだよ。常に顔色が悪いし…後で、様子見てあげて。
私は小児科医だから、やっぱり真兄か秀兄かなぁ…心臓の事も考えると…光兄も…」
真・秀・光「了解！」


光啓said

あいつまた隠し通すつもりか？
よかった…我が家にご飯担当者がいて…
多分千晃いなかったら…
うぅ…恐ろしい…
とにかく今はあいつの部屋に様子見に行くか。

トントン
光「花音、入るよ〜！」
返事がしない。
ガチャ
あ「ハァハァハァハァ…」
光「おいっ！お前大丈夫か？！」
あ「光兄…くる…しい……心臓…痛い……」
光「心臓の発作か！いつからだ？」
あ「つい…さっき……寝てたら…痛く……なった…」
光「了解！今病院連れてくからな！」
フリフリフリ…
光「そんな状況で我儘通じません！」
光「兄貴と秀太!!すぐに花音の部屋に来てー！」
ダダダダダダ…!!
真「どないしたんや！？」
光「数分前に心臓の発作!!病院に行くから手伝って！」

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