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シュルルルルル…
ハンター＝一兄、骨喰、鯰尾
夜の風景だ。
夜目が効くけど…
屋根の上から見下ろす。
物陰からガサッと音がする。
見えない… ダッ…
骨喰&鯰尾！？
驚いて足を滑らせる。
痛そうな地面が近づく…
地面が近づくんじゃなくて私が近づいてるんだった…
やっぱ死ぬ直前のスローモーションに見えるって本当だったんだ…多分死なない。
ギュッと目を瞑る。
フワッ…
………？
「えっ……？」
鳴狐兄さん…？
鳴狐兄さんも兄だよ。
鳴狐「本体:大丈夫…」
そう思うと地面が近くになくて遠い…
って、私浮いてない！？
見てみると、えーっと、鳴狐兄さんにお姫様抱っこして貰ってる…
力持ち…じゃなくて！
「鳴狐兄さん、下ろしていいです…」
鳴狐「お供の狐:おや、そうですか…さ鳴狐、下ろしてあげてください」
鳴狐「本体:…嫌だ…」
鳴狐「お供の狐:なんと！どういう教育を受けてたんですか鳴狐。さぁ、早く下ろしてあげてください。そして逃げましょう鳴狐」
鳴狐「本体:一兄来てる…」
一期「大丈夫か？鳴狐も輝夜も…」
「鬼ごっこ、中断しましょうか、兄さん方」
一期「そうだね、安全なとこでやらなきゃいけなかったかな…」
「一兄、自分を責めないでください。ねっ？それ、一兄の悪いとこですよ？私がちゃんと確認してないのが悪いんですから」
一期「輝夜に言われてしまうとは…私も今後気をつけなきゃ…それより、鳴狐も輝夜も怪我しなかったか？」
一兄のブラコンとシスコン心が発動…
「いいから帰りましょ？」
全員「大丈夫か？
ですか？
だったんですか…？」
「あ、大丈夫だったよ…(苦笑」
マジ怖かったけど←
主には一兄が報告してくれるって言ってた。
一応薬研の特製シップを貰った。
薬研すげぇ…←
ってか、私怪我してないんだけど…
シップあげるなら鳴狐兄さんにしてよね？
まっ、カッコよかったな鳴狐兄さん…
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作者名：香覇 | 作成日時：2018年2月23日 19時
