海賊だけど正義を貫きたい5 (ページ43)

今日:2 hit、昨日:16 hit、合計:62,326 hit

217、マルコとのお話ページ43

甲板で何人かが手を振ってくれている

ｻｯﾁ「おーい！」

ﾊﾙﾀ「よかったぁぁ」

私は甲板に足をつける。

エースが降りたのを確認して元の姿に戻った。

ｴｰｽ「ありがとな！」

ｲｿﾞｳ「ピンチっぽかったが、大丈夫だったか？」

実はエースを庇った時と、ドレスローザでドフラミンゴに受けた傷が開いていた。

『実は…限界』フラっ

誰かに抱きとめられたまま気を失った。

『ん。』

起き上がって当たりを見回す。

薬品が揃っている。

『医療室か…マルコは！？』

ﾏﾙｺ「ここだよぃ。」

マルコは横のベッドで寝ていた。

『よかったぁぁぁ。怪我の具合は？？』

ﾏﾙｺ「順調に治ってきてるよぃ。」

『それはよかった』

ﾏﾙｺ「なんでお前はそう、、無茶ばっかりするんだよぃ！」

『うっ…ごめんなさい。ドレスローザの件は私が悪いけど、旦那が捕まったら助けに行くのは嫁の仕事でしょ？』

ﾏﾙｺ「いつもそうだよぃ。誰も怪我しないように考えるのはいいが、その分全部お前に行くようになってるだろぃ。」

『そりゃあ、多くの人が怪我するぐらいなら私1人で済む方がいいじゃない。』

ﾏﾙｺ「なら、それは俺でいいだうがよぃ。俺ならすぐに傷も治るよぃ。傷つきもしねぇよぃ」

『それなら私もでしょ？すぐに治るんだから。…でも、マルコは傷つかなくても痛いことには変わらないよ。』

ﾏﾙｺ「それはお前もだろぃ。…夫婦なんだから痛みぐらい分け合えよぃ」

『！？…ふふっ。じゃあ今度からはそうしようかな。私が誰かに殺されそうになったら、マルコが私を殺してね？私を殺していいのはマルコだけだから』

ﾏﾙｺ「お前が死んだら後を追ってやるよぃ。嫌なら、生きろよぃ」

『しょうがないなぁ。』

ﾏﾙｺ「書類、すごい溜まってるだろうねぃ」

『迎えに行く前に私が全て終わらせました。』

ﾏﾙｺ「…流石だよぃ」

『少し眠たいから、また寝るわ。』

ﾏﾙｺ「ああ。おやすみ」

『ん。おやすみ』