キツネが111匹 ページ11
大浴場を1人で使うのはどこか勿体ない気もするし、それと同時に独占できる優越感に浸れる。そんないい気分で入っていれば隣から侑たちの声が聞こえる
角「今日は変な事言うのやめてね。隣でA聞いてるんだから、、ね?A」
『ほんまにな。いらんこと言うたらマジでシバき倒すで』
侑「昨日はおるん知らんかったもん!しゃあないやん」
『おるかもしれへんって言う可能性を考えて行動せえって言うてんねん。』
女風呂隣にあって同学年やねんから同じタイミングの可能性あるんわかってたやん。寝る時にしろ、そういうんは
はぁ、、と気分良かったのに侑に疲れてため息をこぼしてしまった
これやと幸せ逃げてまう……
ほんま、宮兄弟は家、学校、部活、、こんな合宿まで常に一緒なん嫌やわ。
侑「1人寂しないん?」
『あんたらみたいなうるさいヤツおらんからゆっくり入れるわ。』
女子特有の胸を触ったりされんで済むし
侑「こっちで一緒に入れたらええのにな。」
『うわ、きしょ。女子にそういうこと言う?普通』
角「さすがにキモイ。」
侑「お前のからだなんか興味無いわ!寂しそうやから言うただけやん!折角仲間とこれてんのに、マネおらんからって合宿中1人は寂しいやろ」
『まあ、、広いからそう感じるかもしれんけど案外1人もええで。暑苦しないし、ゆっくり自分の時間かけれるもん』
銀「え、、ちょっ。治が鼻血出したんやけど」
『え、大丈夫なん!?』
どっか打ったんかな
治「すぐ止まるから大丈夫やわ。」
そんなもんなんかな。鼻血出たことないから分からへんわ…疲れと熱さとかからきてんのかな
『体調悪いんやったら早めにあがりや。侑らに構っとったらキリないで』
治「そうするわ。」角「侑らって俺達も入ってんの?心外なんだけど」
入ってるに決まってんじゃん。昨日のこと忘れてねぇかんな?なんて心に思いながらも無視を決め込む
角「え、無視?…ま、いいけど」
そこからは私とあいつらでの会話はなく、盛り上がってる声だけが聞こえる。この空間は私だけの特別や。案外1人も悪くは無いもんやな
そう思いながら、先に上がって部屋へと戻った
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konachu_mikan@yahoo.co.jp - 面白かったです!これからも頑張ってください! (2022年7月29日 14時) (レス) @page7 id: 02d1b49567 (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - 好きです……更新待ってます!! (2022年7月6日 22時) (レス) @page3 id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふうた | 作成日時:2022年6月26日 1時