伝説のマネが50人 ページ50
澤「俺はAじゃないからわからん!…ただ言えることはバレー部のみんなはAのことを信頼してるし好きだと思うぞ?」
『…ッ』
澤「影山に言ってただろ?ひとりじゃないって俺たちがいるだろって…一緒だよ。お前には俺たちがいるさ
それに、Aがバレー上手いおかげで俺たちは日々上手くなれてるから。感謝しかないよ」
そう言って私に微笑んだ大地
そっかぁ…誰かに認めて欲しかったんだよな、結局は
『うん、ありがとぉ…みんなのおかげで自分のこと好きになれそうやわ』
澤「良かった良かった。そろそろ帰るか、送る」
『家の方向ちゃうやん』
澤「もう9時回ってんだぞ?女子を1人で返す訳には行かないだろ」
こういうとこは本当お父さんみたいだわ
澤「そういえば黒尾が''謝りたいから、落ち着いたら連絡ください''って言ってたぞ」
『あー、黒尾くんには悪いことしたわ』
澤「黒尾は多分、Aのプレーが好きなんだと思うぞ?確かに昔の写真見たら今とは雰囲気変わってて気付きにくいけど、あの写真とか見せる時の黒尾すごい楽しそうだったからな」
『…まだ、そうやって言ってくれる人がおるんやなぁ』
澤「まあ、Aが好きな気持ちは俺たち烏野も負けてないけどな!」
『そうか…』
ほんま、そういうところずるい
改めて大地が同期で、キャプテンで良かったと思った
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作者名:ふうた | 作成日時:2021年3月25日 0時