最強が99人 ページ49
七海のその一言に皆が黙り込んだ
家「お通夜かよ」
悟「硝子!」
保健室から硝子が出て来て溜息をつく
傑「Aの容体は!?」
硝子は自販機でお茶を買って皆が腰かけていたソファの近くにある椅子に腰を掛けた
家「外傷はなかった…っていっても反転術式で治したんだろう。今回も呪力の使い過ぎ、、いや、今回は使いきったと言った方が正しいだろうな。
いつ目が覚めるかわからない
命に問題はないから心配するな…って言っても既にやばい奴がいるな」
硝子の目線の先には五条悟と夏油傑
その五条と夏油は生徒から見ればいつもとそこまで変わらない感じだった
少し、表情が暗いだけに見える
灰「七海!Aさん運ばれてきたって…!」
七「はい、呪力を使い切ったみたいで、、」
灰「じゃあ、、また?」
虎「またって?」
大人には伝わる「また」という言葉。生徒は全員気になっていたが言える雰囲気ではなかったので言えなかったのを空気の読めなかった虎杖は聞いてしまった
灰「A先輩の術式って不明なことが多いんす。そのせいで卒業後、上層部からの嫌がらせで休みなしの任務が2週間入ってたんす、それで呪力の使い過ぎから昏睡状態になってしまったんすよ
一か月、目を覚まさなくってAさんは仲のいい人がおおかったんで皆悲しんでたんす。その中でも五条さんと夏油さんはやばかったす」
家「Aは昔から自分の死や怪我に無頓着だから二人は特に気になってたみたいだが…今回は無理もない。惚れた女がいつ目を覚ますかわからない状況に置かれたらこうなる…二人だけじゃないみたいだけどな」
五条と夏油から七海と恵に視線を向けた
釘「え、七海さんは分かってたけど…伏黒、あんたまで?」
家「伏黒はAとかかわりが一番深いからな。よく五条と家に行っていたみたいだ」
恵「…親父にも連絡してきます」
伏黒はそれだけを伝えて席を立った
悟「今回の事も
傑「いっそのこと殺してしまおうか…」
やっと口を開いたと思えば、物騒なことを言う二人
家「ウケる」
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作者名:ふうた | 作成日時:2021年2月20日 13時