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最強が95人 ページ45

私の家は代々術式が受け継がれて行くんだけど


私と弟はそれを受け継がなかったの、、妹もいるんだけどね


私の術式は中学の時に開花したんだけど、弟は私と同じ術式を4歳ぐらいの時点で開花させてた


その頃はまだ私も実家に住んでいたから面倒をずっと見てた


ただ、私の家系全員が私と弟を異端だと言い張り、受け継がれるハズだった術式を受け継がなかったことに対して怒り狂った家族は私たちを除け者にした


まあ、その割には弟の術式をずっとこき使ってたけど


高専に入って寮に住むことになっても弟のために頻繁に帰っていたんだ


高専3年のときだったかな


弟の8歳の誕生日、実家から出された任務に弟と共に行かされたんだ


弟の実力を試すために3級呪霊の討伐任務だった


その時点での私は2級、弟は3級か準2級ぐらいの実力だった


だけど、現れたのは未登録の特級呪霊


私は弟を逃がすために抱えて走った


任務先は森で逃げても逃げても木しか無かった


姉として、弟を守ろうと戦うことにしたんだ


森には何故か結界が貼られていて特級を祓わないと出られないようになっていたんだ

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作者名:ふうた | 作成日時:2021年2月20日 13時

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