最強が93人 ページ43
夏油傑side
傑「なら、傑って呼んでくれないか?」
『…いいよ!傑はさ何で悩んでんの?私の予想は五条くん絡みだと思うんだけど?』
Aはよく見ている。誰も気づかないようなことに気づく
傑「理子ちゃんの件、、Aがいなかったら私とたちは全員殺されていた。相手が手を引いたとは言え、負けたことには変わりなかった」
傑「その時からかな、悟が術式反転とか使えるようになったのは…友達として、それはとても喜ばしいことなはずだった。悟はいつも言っていた''俺たちは最強だ''と」
言わなくても良かった…にごせばよかったはずなのにAが相手だと気持ちが落ち着いて話してしまう
傑「あいつは最強になったんだ…1人で。任務だって1人でこなす。硝子は危険な任務で外に出ることは無いだろう?私だけが置いていかれた気持ちになったんだ」
『そっかぁ…それ、五条くんに言ってみたら?五条くんは今でも傑と2人で最強だと思ってると思うけど?それに、、傑がいなかったら五条くんのストッパーって誰がやるの?理子ちゃんのときも思ったけど2人でひとつって感じしたけどなぁ』
『思い、全部ぶつけな?…話はそっからだろ、、タバコ吸っていい?』
傑「硝子の影響?…いいよ」
『逆逆、私のが影響しただけ。』
傑「ふぅん…意外だな、Aはもっと真面目だと思ってた」
『それ、見た目だけで言ってるでしょ…』
傑「Aの目。見たことないね」
Aはいつも瓶底メガネをかけている
『ん?ああ、、私片目に大きな傷あるんだよねぇ』
少し無神経なことを言ったと思い「済まない」と思わず謝った
『あ、気にすんな。隠してる訳じゃないから』
ほら、そう言ってメガネを下げた
Aの右目には大きな傷があり閉じきっていた
『私の目、オッドアイってやつでさ…この目、相手の心が読めたり術式のレベルを上げたりするんだよねぇ。人の心を読んじゃうってのが嫌で閉じたの』
『もー、家族のみんなはガチギレ。ま、後悔はしてないよ?開かないこともないし…これは本当に最終手段かな?世界が終わる時に使うぐらい』
傑「そんな凄いこと私に教えても良かったのかい?」
『傑だし、別に隠してるわけじゃないって言ったじゃん!硝子は知ってるし後輩の2人も知ってる。知らないの五条くんだけじゃない?』
ケラケラとまた笑った。不覚にも可愛いと思ってしまった
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作者名:ふうた | 作成日時:2021年2月20日 13時