最強の女呪術師2 (ページ36)

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最強が86人ページ36

Aside

礼拝堂の扉が勢いよく開き、五条くんが入ってくる

緊急事態だと感知して理子様をお姫様抱っこ出た気抱えて窓から飛び出した

『で、状況は？』

悟「呪詛師襲来。あとは察しろ」

めっちゃ適当だな

『なら、このまま高専？』

悟「ああ、友達が巻き込まれんのは嫌だろ」

屋根の上を走っていれば、五条くんに連絡が入ったのでとりあえずその場に立ち止まる

電話の向こうの声は聞こえないが

悟「天内の首に3000万の懸賞金？」

あまり宜しくない言葉が聴こえた

その言葉に理子様はぎゅっと先程よりも力強く私の服を握った

悟「ったく、呪術師は年中人手不足だってのに…転職するなら歓迎するよ、オッサン」

『全員同じ背格好…』

理「式神か？」

悟「ちゃんと護っとけよ！A」

『はいよ』

「いやぁ、職安も楽じゃねぇだろ。そのガキ譲ってくれればそれでいい」

ぐにゃりと増えていく

『きもっ…』

悟「どこがいいんだよこんなガキ」

敵に対してご丁寧に自分の術式を晒していく

悟「術式反転…''赫''」

・・・

悟「失敗！」

『はぁ…』

そんな時、理子様の携帯に連絡が着た

理「どうしよう…黒井が、、黒井がっ！！」