最強の女呪術師2 (ページ17)

今日:4 hit、昨日:18 hit、合計:86,083 hit

最強が67人ページ17

『私が外から壊すからその隙間から中に入るぞ』

七海は領域展開を会得できていない。あまり壊すのに時間がかかれば死ぬだけだ

虎「Aさん、これ壊せんの！？」

『ああ、、あまり私を舐めるな』

いくら領域展開ができたと言ってもできてそんなに時間が経っていない

まだまだ力の差があるはずだ…

呪力を手に込めて上から叩き割った

『暗香疎影''風''』

そういった途端その場の空気が止まった

正確には止まったんではなくて静かになったのだ

''風''

静かすぎて微かな音さえ出しにくい状況を作る

音を出さないようにするには動かないことが一番なのだ

この術式を使う範囲内にいる人間は私以外動けなくなる

『あんまり、調子こいてんじゃねぇぞ。クソガキ』

靴の底をずらせば折りたたまれたナイフが出てくる

そこに呪力を混ぜて切り刻めば本人に大きなダメージを与えるそうすれば領域は破壊される

私の役目はここまでだ

悠仁は大きくなった男…真人を殺そうと殴ったがいとも簡単に倒せた

『違う…七海！』

七海がすぐに反応して追いかけたが逃げられた

『っ悠仁！』

限界を迎えた悠仁は倒れそうになったが、ギリギリのところで抱き留めた

『おいっ…しっかりしろ！』

そのまま悠仁を抱えあげて伊地知の所まで歩く

七「変わりますよ。あなた、呪力の使いすぎと疲れが取れてないでしょう」

『まあ、そうなんだけどさぁ…今回深手を負ったのは七海もだろ？…こういう時ぐらい先輩ズラさせて』

今回のことは割と大変だった

取り逃したことが1番最悪だったけど…とりあえず戻ったら悟と傑に話して、吉野順平を高専に引き入れる

やることが多くて嫌になる