最強が43話 ページ43
中に入って歩けば、特級なんかじゃ比にならないくらいの呪力を感じた
中に進んでいけば、領域が消えて本来受刑在院者第2宿舎の建物に変わった
『何が起こって…』
『…っ恵!』
私は急いで外に出た
最初にいたところには誰もおらず、荒れた形跡がある
『まさか、宿儺が…?』
音のする方へと足を向けた
間に合えっ…お願いだから…間に合ってくれっ!
「 オマエを助けた理由に論理的な思考を持ち合わせていない。危険だとしてもオマエの様な善人が死ぬのを見たくなかった。それなりに迷いはしたが結局は我儘な感情論。でもそれでいいんだ。
俺は正義の味方ヒーローじゃない。呪術師なんだ。だからオマエを助けたことを一度だって後悔はしたことはない 」
恵の声だ…
相手はやはり宿儺なのだろう
だが、
虎「そっか… 伏黒は頭がいいからな。俺より色々考えてんだろ。オマエの真実は正しいと思う。でも俺が間違ってるとも思わん 」
私からは悠仁くんの背中しか見えないが、たくさん血が出て
今も血を吐いているのはわかった
虎「 あー悪い。そろそろだわ … 伏黒も釘崎もA、五条先生、、は心配いらねぇか」
『悠仁くんっ!』
倒れた悠仁くんを受け止めた
その体の心臓部分にはぽっかりと穴が空いていて呼吸をしていなかった
『おいっ、しっかりしろ!悠仁っ!悠仁っ!』
恵「Aさん…」
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作者名:ふうた | 作成日時:2021年2月18日 15時