最強の女呪術師【呪術廻戦】 (ページ21)

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最強が21人ページ21

悟「どしたの、その子」

『迷子になってたみたいで呪霊に襲われてたのを保護したの...私から離れようとしないんだよねぇ』

悟は笑顔を崩さずに少年に話しかける

悟「僕が家まで送ってあげるからその人から離れようか」

優しそうな声だが、威圧感があるのは気のせいなのか？いや、気のせいじゃないな

何について気に食わないのかは分からないが、私にはわかる

高専時代の時と似たような圧がある

「やだ...おじさんじゃなくてこの人がいい」

『ぷっ...おじwさんww』

悟の頬が引きつり、目隠しを少しずらして私を睨む

『...ひぇ』

視線が人を殺せそうなんだけど

『じゃあ、お家まで私が連れて行ってあげるから教えてくれる？』

「ん」

恵「俺も着いていく」

『ほんと？...助かるよ！』

悟「教師の僕も行くから！」

『...2人はここで待ってて！』

「「はーい」」

野薔薇ちゃんと悠仁くんにそういえばいい返事が帰ってきた

少年のナビゲートで家まで送った

・

・

「本当にありがとうございます！」

『いえいえ、危険な目に合わせたことには変わりありませんし...トラウマにならなくて良かったです』

ところどころ話は変えたが謝罪を済ませた

「お姉さん、ありがとう。僕、お姉さんみたいに強くなれたらお嫁さんに来てくれる？」

私の裾を掴みながら話す少年に笑いかけた

約束は呪いにもなりうる...簡単に返事はできない

するとグイッと後ろにいた男子二人に引っ張られた

悟「このお姉さんは他に好きな人がいるからダメです！」

恵「...」

めっちゃ必死だな...w

泣きそうな少年の前に屈み言った

『少年よ、約束はできないけど君が強くなることを心から願ってる...本当に助けて欲しい時は私の名前Aって呼んで？直ぐに助けてやるから』

そう言って小指を出せば、少年も小指を絡ませてくれる

指切りを済ませて私たちは待つ2人の元へと戻った