同期の高明くん

41話 ページ41

結局、私が折れた


そもそも高明に口で勝てるわけがない


高「はい、あーん」


『あー、、』


病院食はそこまで美味しくない、味が薄い


高「退院したら美味しいご飯屋さんに行きましょう」


『行く…合皮と元上司はどうなったの？』


高「ああ、それなら…私が取り調べをしましたよ」


『高明が？』


高「ええ、、私の顔を見てすぐに吐きましたよ…Aの予想どおりの結果でしたが」


『まあ、そうだろうね…まあ、警察病院だし事件に巻き込まれることもないだろうから安心はしてるよ』


・




・


そんな会話をしてはや2週間


やっと退院することが出来た


荷物を持って外に出れば、表にシトロエンCXが止まっていて中から高明が出てくる


高「荷物持ちます」


『ありがとう』


元々ヒビだけだったから日常には困らないぐらいには回復した


当分は書類仕事になるが、まぁ事件にまきこまれるよりは幾分かマシだろう

扉を開かれ助手席に乗る

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