同期の高明くん

21話 ページ21

書類に目を通していると1枚のメモが落ちてきた


私のものでは無い、、誰か間違えて挟んだのか？


とりあえず中を見ればいい


《11/29 午後11時に1人でここに来い。誰かを連れてくれば諸伏高明を殺す》


仮に連れて行ってもコウメイが死ぬようなタマじゃないのは知ってるけど、万が一怪我をしたら？


きっと私は耐えられないし立ち直れない


なんでかは分からないけど、今まで私を助けてくれたコウメイに怪我をして欲しくない


指定された場所はここから2時間ぐらいのところ…残業をせずに早く終われば間に合うはずだ


字はパソコンで打たれたのか人を判別できるようなものではなかった


勘「今日、飲みに行くか？話聞くぞ」


『いや、なんか疲れたし今日は家に帰るし用事があるから』


高「なら、そこまで送りますね」


『ちょっとプライベートな事だし、送らなくて平気。それに、今日は自分の車も有るから』


その言葉にコウメイと勘助はいい顔をしなかったが何とか押し切った


高「何かあればすぐに連絡してくださいね」


『わかってるよ』

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