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38話 ページ38

2人を見送った後すぐに梓ちゃんと安室さんが出てくる


車を持ってきてポアロの前に止めておいたためすぐに乗れる


助手席に安室さん、後ろに梓さんを乗せて進む


透「ロールス・ロイス・カナリンですか…これはまた高級車」


梓「え!そうなんですか!?」


『まあ、FBIなんてやってたらお金を発散させるとこなんてこういうとこしかありませんから』


透「あまり遊びには行かないんですね」


『そうですね。クソ上司とかのせいで休みは休みじゃないので…まあ、知り合いのおかげで何とかなりましたけど』


透「ほぉ…男ですか?」


『ええ、そうですけど』


透「妬けますねぇ」


なんなんだよ、この男は…めんどくさい


『あ、梓さん着きました』


梓「ありがとうございました!また今度御礼するので来てくださいね?」


『ふふっ、ええ。じゃあね』


梓「はい!Aさんもお気を付けて、安室さんもさようなら」


透「はい!ではまた」


車を発進させる


『どういうつもり?』


透「どういうつもりとは?」


『ここには何もないわよ…それ、なんかゾワゾワするからやめて』


と言えば笑顔も消えて降谷零となった


零「別に深い意味は無いが、あの方が今後近寄りやすいだろう」


秀一と同じこと言ってんだけど…こいつ


『ふぅん…』


零「明日、沖矢昴も行くんだろ?」


『ええ』


零「…そうか」


『…しっかり捕まっててちょうだい』


零「は?」


勢いよくアクセルをふむ

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作者名:ふうた | 作成日時:2020年10月29日 21時

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