同期の降谷くん

41話 ページ41

ジンはそう言うとベッドにあがってきて


私に覆い被さる


『近寄らないで…！』


止まることなくジンは私の頬に手を当て


『やめっ…んっ、、ふっ、、、んあッ』


深いキスをした。深いキスなんて初めてで、どうしたらいいか分からなくなる


ジンは今までたくさんの女を抱いてきたのだろう、キスが上手く何度も角度を変えて甘くて優しいキスの雨を降らせる


その直後、ドサッと押し倒された


流石にこの後の流れが見えて制止の言葉を言った


『いや!…やめッ、、、』


ジ「俺にとって泣き顔なんざあおりでしかねぇ…その反応は初めてか」


なかなか答えない私に痺れを切らして、圧をかけて聞く

ジ「答えろ｣


私は嗚咽しか出なくて、首を縦に振ることしか出来なかった


その反応を見てジンは少し嬉しそうに…楽しそうにする

ジ｢ククッ…そうか、、安心しろ。優しくしてやるよ」


すると急に真顔になり言った


ジ「だが、他の野郎に聞かれる趣味はねえ」


すっと枕の下に手を入れ携帯を壊す


『ッ！』


バレていた。最初から…


ジ「安心するんだな、俺が言ったことは本当だ。公安の犬として行動は良かったんじゃねぇか…まあ、意味は無いだろうがな」


どうなってしまうのだろう


もしこのまま降谷に会えなくなるぐらいなら、関係を壊してでも気持ち伝えればよかったなぁ

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