同期の降谷くん

28話 ページ28

最近、視線を感じることがある


『・・・』


振り返っても誰もいないという日々がここ一週間づづいている


家の中ものぞかれている気がして満足に寝れていない


風「A大丈夫か？顔色がいつもにまして悪いぞ?」


『風見さん…』


この職業上放っておくのはよくない


『実は、ここ一週間つけられている気がして…気配はずっと感じているんです』


『最初は気のせいかとも思ったんですけど家の中までで見られてる気がして寝れないんですよね…』


風「それやばくないか？盗聴器とかつけられていないか？」


『それは大丈夫です』


零「そこで何してる」


後ろから降谷の声が聞こえる


風「降谷さん、お疲れ様です」


零「Aは無視か！」


そう言って私の顔を覗き込む


零「おま、、顔酷いぞ。ブスに磨きがかかってる」


『余計なお世話です』


こいつにだけは世話になりたくない


零「で、なんでこうなってる」


『わざわざ降谷さんの手を煩わせるわけには行かないので大丈夫です』


ぴくッ 降谷の額に血管が浮き出る


零「良いから話せ…話さないつもりか、風見！説明しろ」


風「はい！…Aが最近誰かにつけられているみたいで」


零「そんなんでよく公安が務まるな」


風「道では勿論、家の中でも視線を感じるみたいで…」


何で話しちゃうの…降谷面倒くさいんだよ

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