同期の諸伏くん (ページ11)

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11話ページ11

朝ごはんを作れば、喉が渇いたのか零の目が覚めた

零「…A？」

『あ、、起きた？』

零を筆頭に全員が起きてくる

萩「お、降谷ちゃん復活？」

零「お前ら、いたのか…」

松「まあな…で、話は聞かせてもらうぞ」

ナタリーも起きていたが、零達と話をするということで寝室に戻った

『零ご熱を出すぐらいのことがあったんでしょ？』

零は泣き出しそうな顔で言った

ヒロが死んだ

その言葉を飲み込めずにいた

景光が、、死んだ？

1週間前まであんなに笑ってたのに？

伊「ほんとかよ…」

私は零の胸ぐらを掴んだ

『笑えない嘘はやめてよ…別れないからってそんな嘘…ねぇ、、嘘だって言ってよ！』

零「ごめん…ごめんな…」

私をしっかりと抱きしめる零の体も震えていた

落ちてくる水滴が「本当だ」と語っている

『なんでっ…なんで景光なのよ、、』

少ししてやっと落ち着いた

『ごめん…』

零「いや、別に構わない…1週間前、ヒロが潜入捜査官だとバレて自殺したんだ」

自殺…景光は殺されるほど落ちぶれちゃいない

昔からの自己犠牲がこんなところで…

『ごめん…萩原くんたち。今日は帰ってくれるかな』

『ちょっと1人になりたい』

そう言えば零以外は帰って行った